ぽこぽこ軍将 〜棚からこぼれたストーリー〜
(AINO0101)
●基本データ●
発売日:
2001年5月24日
マニュアル:
中綴じ、12P(表紙カラー)
操作説明+キャラ紹介
ブランド:
ainos
[WEB]
BGM:
CD-DA
音声:
女性のみフルボイス
画面:
Window or FullScreen
●傾向と評価●
シリアス
70
30
ギャグ
陵辱系
25
75
ラブラブ系
万人向け
80
20
人を選ぶ
バグ指数
5
安全
マニュアル
45
可
客観的評価
50
普
個人的趣味
55
普
●どんな人にオススメ?●
とりあえず、アニメげーが好きな人
なんか、気楽に遊びたい人
eye's onlyで、ainosに対する信頼感を持った人(笑)
f-clef始まって以来の最速レビューです(笑)。
ainosのデビュー作は2000年9月のeye's onlyです(そちらに興味ある方は、そっちのレビューを参照)。
ainosブランドを擁するJamCreationは、親会社にアニメ製作会社のJ.C.Staffを持ち、
その本職スタッフ達を動員して、ainosのソフトは作成されているらしいデス。
で、本作はainosブランドの2作目のアニメげーです。
内容なんですが、うまくまとめられないので、マニュアルから引用します(苦笑)。
「主人公の樹(いつき)は普通の予備校生。母親に言われて部屋を掃除している時に変なUFOを発見!
中から出てきたのは宇宙人テンとシバ。彼らは故郷の惑星の伝統的な遊び『軍将』を普及させるため地球にやって来たのだ。
彼らは樹を気絶させ睡眠学習を強要する。”軍人将棋に勝てばHな事が出きると…”。
さぁ、夢の中で思いっきりHをするために軍人将棋を始めるのだー!!」
…プロローグ、そのままです、はい。ツッコミどころ満載ですが、敢えて突っ込まないのが大人というものです(笑)。
で、ゲーム内容は軍人将棋です。最初に女の子の選択画面があり、選択した女の子の話が始まります。
その話の要所要所で、軍人将棋シーンが入り、勝つことでストーリーが先に進みます。
負けるともう一回で、多分、何回負けても大丈夫なんじゃないかなぁ…。先には進めないけど(苦笑)。
すいません、コンプリートまでに2回しか負けてないので、わかりません(汗汗)。
登場する娘さんは、幼なじみの眼鏡娘、声優の卵の先輩、予備校の講師などなど、
総勢7名と、7名をクリアすると、前作eye's onlyのヒロイン3名が加わります。
まぁでも、所詮は謎の宇宙人が見せる夢なので、設定上実在するのかどうかはシリマセン(*1)(笑)。
あ、そうそう、7人クリアすると、一応エンディングと呼ばれるものがあります、はい。
ちなみに、軍人将棋に勝ちつづけると、大体3時間もあれば、フルコンプできるかと(笑)。
ある意味メインとなる、軍人将棋部分ですが、まぁ、ありていに言ってぬるいです(苦笑)。
上でもちょこっと書きましたが、娘1人に4回軍人将棋があって7人ですから、30戦28勝2敗なわけっすな。
コマ数も少ないし、結構強力なコマが多いので、ちょっとやれば、コツはつかめるでしょう。
万一、勝てないっていう人は、ひこうき、大将、ミサイルなんかで敵陣をかき回しつつ、
まったく動いていないコマを探しましょう。それが地雷か軍旗ですので(笑)。
ただ、軍人将棋部分は、多少ゲーム盤が変わりますが、思考パターンは1つしかないっぽいです。
もっとも、このくらいのぬるさが、飽きずにやるには丁度いいのかも知れないですけど。
アニメシーンは、まったくもって危なげない感じです。相変わらずよく動きます。
総勢10人のストーリーなので、ボリューム感も結構あります。
キャラ種が豊富なので、シチュエーションもかなり豊富です。
大抵の人は、全体通して、気に入るHシーンの1つや2つはあるんじゃないですかね(笑)。
ただね、ゲームのご褒美でストーリーが進んでいくタイプなので、イベントシーンしかないのですよ。
前作ですごい気に入った、立ち絵アニメがないので、ちょっと寂しいかなとか思ったり(笑)。
シナリオ(って、呼んでいいのかな(笑))はまぁ、結構ツボをおさえてるという感じですかね(笑)。
音楽は今回はCD-DAです。別段気になる点もなく、及第点といったところでしょうか。
音声は今回は女性陣がフルボイスになっています。
前作もそうでしたが、今作も声優陣は特に危なげなく演じていますね。
そんなにキャライメージから外してるのもありませんし、非常に良い感じです。
最後に総評です。無難な出来ではあるんですが、ちょっと小物すぎるかなぁという気もします。
通天閣と東京タワーを被った(確かそうだったはず(苦笑))、宇宙人2名も、
プロローグで出てくるだけですし、良くも悪くもお手軽げーではありますね。
冷静に考えると、ボリュームは結構あるはずなんですけど、テンポ良く進みすぎるからかな(苦笑)。
アニメシーンの出来は相変わらず良いので、アニメげー好きな人は買って損はないでしょう。
ただまぁ、前作の立ち絵アニメほどのインパクトはないですね(苦笑)。
もっとも、どこぞのメーカーと違って、年2本くらいのペースでコンスタントにソフトが出そうなので、
そういう意味では、非常に期待度大だったりはしますけど(笑)。
次回作は、AVGらしいので、立ち絵アニメを大期待ってことで(笑)。
P.S. 声優目指してる杏先輩(笑)。もしくは、隣の女子大生、友理香さんですかねぇ(笑)。
*1 書いてて気付いた。母親に掃除しろと言われてるんだから、主人公自宅住まいなのに、
夢の中では、アパートに住んでるぞ(笑)。ていうことは、やっぱり存在自体架空なんだろな、娘っ子(笑)。
(2001年5月26日) (2003年11月24日評価基準見直し)
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