ミーティングと宴会。
今日はまた自社に戻ってミーティング。今日は来期の体制に関する面子が集まって相談する会。
まぁ、なんか色々体制が変わるので、色々と面倒ごとがあるのですよ…。全然違うとこがくっつくからねぇ。
うちっとこは、なんというか技術者が虐げられることが多いので、割と技術者同士は結束しやすいので、
そういう意味では、特に問題はなさそうな感じかね。まぁ、動かしてみないとわからん部分はあるが。
今回のミーティングは顔合わせ+懇親会という形で、向こうの偉い人とは相談してあったものの、
ミーティングが実際に始まれば、そんなすぐには終わらないわけで、それなりの時間になって終了。
その後、懇親会ということになったものの…店取ってないんですかー?(汗)
まぁ、時間も人数もはっきりしないということはあるだろうけどさ(汗)。この前、店の名前挙がってたぢゃん。
ここは新宿、予想通りというかなんというか、めぼしいところはどこも満席。
満席なのに、こっちは2桁の人数がいるので、とてもじゃないが、どうにもなりまへん。
結局、分散して何人かが店をあたり、二次会用の店っぽいところに詰め込んで、懇親会開始(笑)。
うむ、なんか向こうの人たちの集団ところに紛れ込んでしまったぞ(苦笑)。まぁ、懇親会だしいいか。
なんだかんだと色々まじめな話を中心にしておりました。多少の馬鹿話も含まれてましたけどね。
今日はもちろん平日なので、時計を見ながら徐々に人が減っていく(苦笑)。
わたしは、結局終電ちょっと前くらいまでは残ってましたか。あとは帰って寝るだけよー(ぉ)。
日本の議員はバカばっか。
まぁ、改めて言うことでもないとは思いますが、ここのところ、わたしはすごく頭が痛いです。
それは国会議員の余りの頭の悪さにです。今行われている通常国会では、会社法が改正される予定でした。
その内容は、商法や株式会社法など、分散して制定されている内容を一本化したり、
M&Aや会社設立などをやりやすいようにして、経済を活性化するという趣旨のもので、
何もなければ、数日後には成立していたであろう法案です。
しかし、連日報道されているように、ニッポン放送株を巡るフジテレビとライブドアの戦いが勃発したために、
議員連中が「敵対的買収の対策こそ盛り込むべきだ」とか、トンチンカンなことを言い始めた模様。
お前等、ひとつの事件に影響されて、いきなり予定されていた法案いじるなっつーの。
だったら、今まで成立に向けて動いていた法律の中身を理解してなかったのかよと。
今回、ライブドアが行った行動の中で、法律改正して防ぐ必要があるとすれば、時間外取引に関する部分。
新会社法とはまったく次元が違う話だし、すでにこの対策は金融庁が法改正に動いていて、
総株式の1/3を越える大口取引の場合は、時間外取引でもTOBが必須となる、
証券取引法改正案が提出される見通し。しかし、そんなことは理解してないのか、
平然といきなり会社法改正案に反対してる。ここまでくると、面の皮が厚いというよりは、
単に無知で無能なだけって印象ですわ。…こんな連中が、日本の政治やってるんですよ。どうしましょう。
中身もわからん法案を、ただ官僚の言う通り承認しているだけ、というのがはっきり露呈していますな。
とにかく、日本の議員ってのは、単なるアジテーターとか、地盤もった2代目とか、そんなのばっかりで、
まともに政策能力がある議員の方が少数派。そんな状況だから、もちろん法律知識などろくにないのも多いし、
そんな人間が、どうやって法案審議をやるんだ、バカヤロウ。なんかもう疲れるやら、呆れるやら…。
とりあえず、新会社法はきっちり成立させて、別途買収対策をやるのが推奨。
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電子投票トラブルで、選挙無効に。
2003年7月に実施された岐阜県可児市議選の電子投票トラブルを巡り、
有権者15人が県選挙管理委員会に対し、選挙無効を求めた裁判で、
名古屋高裁の青山邦夫裁判長は、原告の訴えを認め、市議選の無効を命じました。
このトラブルは投票開始直後から、投票結果を記録するMOの関連装置が過熱し、
投票機が全投票所でストップ。投票所によっては、復旧までに1時間以上かかったところもあり、
投票者数より投票総数が上回るなで混乱した。
この状況を踏まえ、市民団体のメンバーなどが異議を申し立てたが、選挙結果に影響する票は24票で、
最下位当選者と次点候補者との票差が35票だったとして、県選管に昨年9月棄却していた。
しかし、原告側は投票を諦めた人間が2200人いるとして、名古屋高裁に訴えていた。
まぁ、しかし、電子投票っていうのは、集計が楽とか、間違いが少ないとか、色々メリットはあるんですが、
データが吹っ飛んだらすべてパアという、デメリットもあるわけで、その辺しっかりやらない限り、
信用は勝ち得ないですよねぇ。今の電子投票のシステム、すげー高いですし。
電子投票は未来っぽい感じがして、わたしも興味がないわけじゃないですが、
選挙というと、やはりあの鉛筆で候補者の名前を書くというのが、風情があって好きなんですがね(笑)。
さて、公職選挙法によると、この判決が確定すれば、再選挙が行われることになりますが、
今まで議員に支払われていた歳費などは、返還してもらうことになるんでしょうかね…。
仏カルフールが国内店舗をイオンに譲渡で最終調整。
しばらく前に、仏流通大手のカルフールが日本から撤退するというニュースはありましたが、
その店舗の譲渡先にイオンが浮上しているそうな。以前の話では、東日本の店舗はベイシアが、
西日本の店舗はイズミヤが譲渡を受けるということでしたが、金額面などで折り合わず、
8店舗すべてをまとめてイオンに譲渡、ということで調整が進んでいる模様。
カルフールに限らず、この手の巨大スーパー(自称スーパーじゃないんだっけ)は、どこも苦戦してますな。
それほど完全な車社会じゃなくて、大量に物を買い込まないという、文化の違いもあるんだろうけど。
箱で買うような人、日本じゃあんまりおらんものな。まぁ、ある種日本は聖域になってしまったわけだ。
カルフールは日本を撤退した後は、中国に本腰を入れるんだとか。中国人は自転車で運ぶんでしょうかねぇ。
って、今時は普通に車で運ぶか(苦笑)。昔は家具とか平気で自転車で運んでたけどな、あの人ら。
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夜、戻り。
さて、今日は偉い人に召還されているので、自分の会社に戻りますよ。
なんというか、現場で仕事が終わった後に自社に戻ってミーティングって、とっても憂鬱な気分になりますわな。
いつも書いてる気がしなくもないですが、いつも思うことなので、まぁしょうがないです(ぉ)。
で、今日のミーティング内容は、部署再編のためにいくつかの別部署の制度が、
こっちの部署で採用になるので、その制度の概要やら、運用方法やらを、
向こうの偉い人を交えて、ヒアリングしようというもの。
まぁ、しかし、こんな色々違うとこが一緒になって、やっていけるんかね(苦笑)。
幸いにして、うちの部署は去年がすごいひどい状態だったために、今残ってる面子は結束固いけど。
そうでなかったら、またガタガタになってそうな気がして、ちょっと背筋が寒くなりますわ。
まぁ、なんというか、色々仕事が増えそうだというのはわかった。仕事が向こうのリーダークラスと、
同じ内容になること自体は別にいいが、わしらの待遇も、向こうのリーダークラスと同じになるんだろうなぁ?
ならないようなら、またひと悶着あるぞ…。やれやれ。
フジテレビ、ニッポン放送株の36.47%を取得。TOB成立。
なんか、フジテレビとライブドアの、ニッポン放送株を巡る泥仕合ですが、一歩フジテレビが前進ですな。
当初50%超を成立条件にフジテレビはTOBを行っていたわけですが、
ライブドアが時間外取引で大量に取得すると、TOBの成立条件を、
ニッポン放送のフジテレビへの議決権が消滅する25%に引き下げておりました。
で、TOBは7日に締め切られ、今日そのTOBが成立したと発表されたわけですな。
まぁ、これで状況が何か変わったかというと、実は何も変わってませんで、
今後はライブドアが東京地裁に申請している、ニッポン放送のフジテレビへの新株予約権の、
発行差し止めの仮処分の行方が、この件の鍵を握ることになりますな。
いずれにしても、泥仕合であることには変わりがなくて、
フジサンケイグループが嫌いで、ライブドアが嫌いなわたしとしては、
前に言ったように、共倒れになってくれるのは、一番うれしかったりするんですがね(苦笑)。
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自民党、国民投票法案について、メディアと協議も。
いつの間にか(本当にいつの間にか)、憲法改正論議が高まっておりますが、その手続きの中で必要になる、
国民投票に関する法案について、マスコミ規制の内容については、メディアと協議したい、
という旨の発言を、自民党憲法調査会会長、保岡興治元法相がしたらしい。なんというか、とってもアレ。
知ってる人も多いでしょうが、日本国憲法を改正する場合、まず衆参両院で総議員の2/3の賛成を経て、
国民投票で過半数の賛成票が必要です。で、この国民投票を実施に関する法律について、
議論が行われていて、その中でお約束のように、マスコミ規制に関する内容が含まれておるのですな。
今検討されているマスコミ規制の内容としては「投票の結果予測の公表の禁止」、
「虚偽記載、事実を捻じ曲げる等の公正を害する報道の禁止」、
「メディア関係者が結果に影響を与える目的で報道することの禁止」などで、禁固または罰金の罰則がある。
まぁ、結果予測は出すなっていうのは、予断を与えるという意味で、同意はできますが、あとはどうかね。
これって、政治家の発言に上記の内容が含まれていたら(「大差で承認されるだろう」とか)、
報道しちゃいけないってことでOK?…ま、きっと、こういう発言は報道しないと不公正だって騒ぐんだろな。
まぁ、2番目、3番目に関しては、今の政府が判断する以上、到底受け入れられるものではありませんな。
ぶっちゃけ、自民党が「不公正だ」と騒ぐ報道内容について、不公正だと考えてる国民なんて、
ほとんどいりゃせんもの。あんなもの、単に自分に不利な内容を封じ込めようとしてるだけでしょ。
まぁ、なんつーか、政治家連中はまず他に考えることがいっぱいあると思うんだけどなぁ。
なんで、そんなある意味自分らの保身にばっかり、時間や手間をかけてるのかね。
イスラエルとパレスチナ自治政府、高官級治安協議再開。
ある種、とても泥沼化している、このパレスチナ問題ですが、また一歩動き始めました。
この治安協議は、パレスチナ武装勢力の自爆テロをきっかけに、イスラエル側が中断をしていましたが、
現地時間6日再開されました。近くイスラエルのモファズ国防相と、
パレスチナ自治政府のアッバス議長が会談し、凍結されたままのヨルダン川西岸地区の、
治安権限委譲について、議論を行う見通し。パレスチナ自治政府の担当者は、
イスラエル軍が西岸地区のトゥルカルムから撤退を開始することで合意したと語った。
これに対し、イスラエル軍当局者は、撤退と具体的な治安権限委譲の日程は、
モファズ国防省とアッバス議長の、会談を経て決定されるとの見通しを語った。
しかしまぁ、ほんとここは前途多難だなぁ。外から見ていると、イスラエルがある程度の妥協しない限り、
絶対にこの問題は解決しないんだけど、むしろイスラエルの方が姿勢が頑なだからなぁ。
イスラエル側は武装組織を解体しないとダメみたいなことを言ってますが、パレスチナ側も退く場所もないし、
追い詰めれば追い詰めるほど、先鋭化していくっていうことは、わかるだろうになぁ…。
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大リーグ、2004年ドーピング検査の陽性は1〜2%。
近年、ステロイド系筋肉増強剤のドーピングが問題になっている大リーグですが、
去年実施したドーピング検査で、陽性反応が出たのは1〜2%だったそうです(検査自体は1183件)。
2003年の検査では5〜7%だったそうなので、確かに減ってはいますが…どうなんすかね。
今、このドーピング問題に関しては、米議会で槍玉に挙がっており、17日に下院で公聴会が開かれる予定です。
まぁ、2003年は実験的な限られた検査だったそうなので、そういう意味では2004年が検査元年なのね。
去年の規約では、2回目の陽性が出ると、処分対象ということだったそうなので、1回はOKっていう認識が、
選手の側にあったんでしょうかね。ちなみに2回引っかかった選手はいないそうです。
今年の規定は更に一歩進めて、1回目の陽性から出場停止処分になります。
1回目が10日間で、2回目以降は30日、60日、1年間と期間が長くなっていき、5回目になると個別処分。
…まぁ、5回も引っかかるようでは、このご時世、選手を続けるのは難しいと思いますが(苦笑)。
そんなものを使ってもやっていかなければいけないほど、厳しい世界ではあるのでしょうが、
やはり、イメージで考えると、なんとも悲しいものがありますなぁ。実際そういう選手に影響を受けて、
ステロイド剤を使う子供が多いそうで(だからこそ、問題になってるというのもあります)、
君たち何か間違ってるよと、微妙に言ってあげたい気分(苦笑)。
佐川急便が貨物航空会社を設立へ。
通称「飛脚」の佐川急便が3月を目処に、貨物航空会社を設立する方針だそうな。
郵政公社の「民業圧迫」を控え、競争激化に備えたもので、2006年3月にも羽田−新千歳、羽田−北九州の、
2路線を開設する予定。航空機の整備などは、日本航空に委託するそうな。
今は基本的にトラック便輸送のため、関東発着の場合、北海道や九州は翌々日配達。
翌日配達の航空便にすると、追加料金が必要。これを、自社航空便を利用することで、
追加料金なしで、提供したいらしい。航空新会社は資本金50億円程度で、50%以上を佐川が出資。
大手商社などにも出資を要請するらしい。しかしなぁ、その意義は認めるし、頑張ってくれとは思うけど、
荷物の扱いが荒すぎるからなぁ…。末端のドライバーが自営業者である限り、よくならない気はするけど。
少なくとも、わたしゃ現状では、佐川使おうという気はまったく起きないんだよね。
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さらばフリップ、さらばDiamond。
今日、携帯を変えました。4年間親しんできたD503iからSH900iに。
わたしが最初に持った携帯が、D206iで、その後D208i、D503iとずっと三菱製携帯を使っていましたから、
今回他社に変えたのは、さすがにちょっと寂しいですけどね…。思えば、携帯の前に会社から持たされてた、
PHSもシャープ製のフリップモデルだったし、そういう意味じゃ10年近くフリップ使ってたんだなぁ。
わたしゃ、フリップが好きなんですよ。でも、もう出そうもないからね…。それでも、三菱の操作性とか、
そういう部分に愛着はあったんで、三菱製を検討はしていたんですが、色々考えているうちに、
D900iはほとんど販売終了になってしまい、D901iはソフトが富士通製になってしまったために、
操作性もまったく変わってしまったという状態に至っては、もはや三菱製買う必要はなくなったなと。
そういう意味じゃ、わたしゃ、モバイル用のデータカードも長年三菱製使ってましたし、
某三菱系のプロバイダも使ってましたし、通信環境はかなりの部分三菱製だったんだなぁと感慨深く。
今でも使ってるのは、プロバイダくらいですがね(もう三菱系じゃなくなったけどさ)。
これからはシャープ製の携帯と付き合っていきますよ、えぇ。そういう意味じゃ、前述の通り、
わたしが最初に持たされたPHSがシャープ製だったわけで、最初に戻ったとも言えますかね(苦笑)。
国連女性会議で「MOTTAINAI」。
2月22日の日記で、ワンガリ・マータイ女史が「『もったいない』という日本語を世界に広めたい」という、
発言を取り上げましたが、この人、本当にやってますよ…。
現地時間4日にニューヨークの国連本部で行われた「国連婦人の地位向上委員会」の演説で、
女史は日本政府がReduce(ごみ減量)、Reuse(再使用)、Recycle(再利用)の3R運動に、
取り組んでいることを紹介して、「日本ではこれらを『もったいない』の一言で表します」と説明したらしい。
しかも、この演説で出席者で「MOTTAINAI」と3回唱和したそうで。…本気ですね、どうやら(苦笑)。
こうして、日本語が世界に出て行くのはうれしい思いもありますが、ある種緊張感もありますな。
これから本当に言葉が広がっていったら、環境問題に強い関心を持っている人から、
いきなり「もったいない」について聞かれるかもしれないんですよ。
こういう出来事は、ある意味、日本という国や文化を学びなおすきっかけになるかも知れない、
とも思ったりもするわけで、少しは実践してみましょうかねぇ(苦笑)。
「日本が一番もったいない」なんて言われたら、恥ずかしいですもんねぇ(笑)。
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遅れるなら雪で遅れろよ…。
今朝起きたら、真っ白で見事に雪が積もっておりました。それでもまぁ、わたしは普段から早目に出てるので、
今日もいつも通りに出発しました。で、バスはさほど遅れることなく来て(えらく混んでたけど)、
いつも通りに駅に到着。まず、いつものように小田急ですが、雪で遅れたのかと思いきや、
なんか、ホームから転落した人がいて、電車が遅れているらしい…。まぁ、雪で滑ったのかも知れんが。
まぁ、例によって、小田急は遅れが蓄積していくので、どうなることかと思いましたが、
乗換駅に到着したときには、なんとか間に合いそうな時間だったので、遅延証明はもらわず、
そのまま向かいました(遅延証明もらいに行くと5分かかるので(苦笑))。
…しかし、これが甘かった(汗)。乗り入れの関係で、地下鉄も遅れていて、途中まで来た時点で、
間に合わないことは確定。なので、乗り換え駅で遅延証明をもらう。ま、10分くらいの遅刻かなと思い、
ホームに移動すると、電車がこねぇ…。なんか、構内アナウンスを聞くと、ドアの戸袋に傘を挟んだアホがいて、
その除去のために、電車が止まっているらしい…(激汗)。結局30分ほど電車は停止していたようで、
最終的なわたしの遅刻も30分強となりました…。なんというか、雪で遅れるのは納得できるけど、
それほど雪とは相関性がなさそうな事態で、列車が遅延するっていうのも、納得いかないんですが…。
ペイオフ対策は決済用預金。
一時凍結されていたペイオフが、4月から全面解除になり、現在の定期預金だけでなく、普通預金についても、
元本1000万円とその利息までしか保護されなくなります。で、巨額な資金を持っている地方自治体が、
どういう対策を予定しているかというアンケート調査の結果を総務省がまとめました。
それによると、都道府県の85%、政令指定都市の92%、市区町村の76%が決済用預金などの、
ペイオフ以後も全額保護される預金を導入する予定だそうです。
まぁ、これも当然といえば当然で、扱っている額も多いですし、地元金融機関の振興という部分も、
地方自治体(特に市区町村)は無視できないわけで、そういう意味でも保険は必要ってことですな。
一応、総務省としては、きちんと情報収集してリスク回避すれば、必ずしも全額保全しなくてもいいとは、
言っていますが、現実問題、地方自治体の担当者できちんと金融機関の情報収集して、
リスクヘッジできるなんていう人間はほとんどいないでしょうし、そこを委託するなら、妙な投資顧問を、
儲けさせるだけの結果になりかねないですしね。そこに全額保護される預金があるならば、それ使うよな。
まぁそれに、結局のところ、大して金融機関は信用されてないっていう証明でもあるんだろうなぁ(苦笑)。
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「パンドラアイランド」読了。
「ニッポン泥棒」に続いて、またまた大沢在昌の単行本です。去年の柴田錬三郎賞受賞作品。
元警官で捜査一課にいたこともある主人公高洲が、小笠原から高速船で1時間30分ほどのところにある、
東京都の一部である南洋の青國島という小さな島に保安官として赴任する。
保安官というのは、駐在所もなく警官がいない島の保安管理を行う村役場の職員。
のんびりと南国の生活を満喫しようと思っていた高洲だったが、島に渡ってからすぐに事件が起こり始め、
それには、どうやら島にまつわる秘密が関連して…という話ですな。まぁ、基本的に大沢作品です(笑)。
まぁ、昔からそういう傾向がありましたが、最近特に「人と社会」みたいなものが重視されるようになってきた。
この日記でも前に書いたことがあったと思いますが、わたしは彼の作品のエピローグがないことに、
結構不満を持っていました。なんかこう、ぶつっと切られたような印象があって、どうにもなぁ…。
この作品も、一応エピローグっぽいのがあるものの、エピローグとは言いがたいんですが、
これのラストシーンはなかなか良かったですな。この最後の台詞のためだけに、この本があるんじゃないかと、
思うくらい、個人的には気に入りました。なんとも、万感の想いが込められた台詞で、来るものがありました。
いずれにしても、既存の大沢作品の枠にきれいに入ってる作品なので、氏の作品が好きか嫌いかで、
読むべきかどうかが決まる本でしょうね。
堤義明前コクド会長を逮捕。
なんか来るところまで来たという感じでしょうかね…。かつての世界一の富豪でもあるわけですが…。
西武鉄道株の虚偽記載問題で、東京地検特捜部はグループの中核企業であるコクドの前会長、
堤義明容疑者を証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)容疑で逮捕しました。
堤容疑者は、容疑を大筋で認め、虚偽記載については「以前から知っていた」と話しているという。
また、問題発覚前に大量に西武鉄道株を売却したインサイダー取引についても、
「売却も私が決めた」と話しているという。しかし、この事件もえらいとんでもないことになってますな。
最初から、まぁ、えらいごつい話だとは思っていましたが、想像以上に話がでかくなってますわ。
まぁでも、この株式を内部で固めるやり方っていうのは、かつて西武の最大のライバルであった、
東急の創業者、五島慶太の買収戦略に対抗するための施策だったという話もありますし、
何か色々複雑な因果関係があるような気はします。それこそ、西武創業時にまで遡るような、
ある種因縁めいたものまで含めてね。いずれにしても犯罪は犯罪ですが、今にして思えば、
西武鉄道って、上場する必要性があったのかなぁ…っていうのが、根本の部分なのかな。
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あー、ミーティングかー。
なんか微妙に忘れてましたが、今日はミーティングでしたよ。数ある定例ミーティングの中で、
唯一わたしが召還するミーティングなんで、行かんわけにはいかないわけですが。
しばらく営業と話して、さてじゃあそろそろ時間なんで、ミーティング始めようかなーと思ったところで、
いきなり偉い人に捕まる。そのまま、色々と事業部全体の話とか愚痴とか聞かされる。
気付いたときには、ミーティング開始予定時間から30分もオーバーしてる…勘弁してくれやー。
慌ててミーティング場所に移動すると、みんな眠そうにしてました。すまんな、みんな(苦笑)。
来ると言っていて、来ていない人間がいたので、電話してみると…うーん、なんだかな。
しょうがないので、そこにいる面子で始める。まぁ、内容は通達といくつかの議題について、結論を出すこと。
こちらが想定していたよりも早くすべてケリがついたので、開始が遅れたのと微妙に帳尻があった感じ。
いや、それでも言い訳にはなりませんがね(苦笑)。今日の議題がわたしにとっては、大きな懸案だったので、
ひとまずケリがついてほっとした。まぁ、これからも問題は山積みだけどなー(苦笑)。
「かんぽの宿」「メルパルク」売却・廃止へ。
簡易保険関連の「かんぽの宿」、郵便貯金関連の「メルパルク」という施設群がありますが、
政府は民営化の一環として、この2つのすべてを売却・廃止する方針を決めました。
「かんぽの宿」は全国に97ヶ所、「メルパルク」は23ヶ所あり、かんぽの宿は経営内が続いていました。
そういう状況のため、民営化後の郵便保険会社、郵便貯金銀行が所有し続けることは困難、
また、黒字施設に関しても、民業圧迫などの批判があることから、原則として売却し、
売却が不可能な施設に関しては、廃止という方向性に決まったらしい。
郵政公社はすでに、かんぽの宿の整理は進めていて、2003年度に8ヶ所、2004年度に2ヶ所を廃止しており、
2005、2006年度で計20ヶ所の廃止を検討しているとのこと。
郵便関連の施設というと、わたしはホテルとかよりもホールで、例えば芝公園のメルパルクホールとか、
五反田のゆうぽうと簡易保険ホールなどが思い浮かびますが、その辺も売却されるってことですかね。
ゆうぽうとは、ぱるるプラザみたいなもんだから、残るのかも知れないけどねぇ…。
いずれにしても、日本の郵政事業はあまりに巨大すぎて、公企業のままでも地獄、民営化しても地獄という、
とんでもない状況になっているわけですがね…。まぁ、民営化した方がまだマシだろうと思うけど。
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飛行機にライター持ち込み禁止。 by めりけん国
米運輸安全局は28日、旅客機客室内や空港の出発待ちエリア(要するにゲートから先ね)への、
たばこ用ライターの持込を4月14日から禁止すると発表しました。テロ防止策の一環だそうで。
保安検査で見つかった場合は、廃棄してもらうか、有料で別送することになるとのこと。
すでに、貨物室に預ける荷物にはライター持込が禁止になってますので、これでアメリカが絡む場合、
ライターは貨物として別送する以外方法がない、ということになりますね。
まぁ、今や飛行機は完全禁煙の便も少なくないので、客席持込自体はそれほど問題じゃない気がしますが、
貨物もだめだからなぁ…。割とおみやげの定番だった、ハワイテイストなライターとかは、消えるんでしょうか。
しかし、このライター持込禁止のきっかけとなった事件は、2001年12月にパリ発マイアミ行き便で、
英国籍の男が靴に隠した爆薬にマッチで火をつけようとして失敗したというもので、
FBIは犯人がライターを持っていれば、点火に成功したのではないかと分析しているそうです。
…しかしさぁ、なんかこの論理の展開おかしくない?そもそも、爆薬持ち込まれた時点でダメだろう。
マッチかライターかなんて瑣末な問題だよ…。電気信管とかだったら、どうにでもなるし、
ライターを禁止したところで、どの程度安全度が上がるかなんて、誤差のレベルなんじゃないかね。
まぁ、ものすごくテロに対してセンシティブになってるのは、よくわかりますけどね…。
ダイエーのスポンサーは、丸紅・アドバンテッジ陣営に。
色々紆余曲折のあった、ダイエーの再建問題ですが、産業再生機構は事業支援スポンサーに、
大手商社の丸紅と、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズのグループを内定しました。
今週中にも正式決定する見込み。丸紅はダイエーグループの食品スーパーマルエツの、
29%の株式を所有する大株主で、ダイエーと商品の共同開発を行ったこともあることから、
再生が円滑に進むと判断された模様。マルエツは結構業績いいんですよね、そういえば…。
で、今後は丸紅がダイエー株の10%、アドバンテッジパートナーズが23%超を計600億円で取得し、
グループ全体で議決権の1/3を確保し、同様に1/3の議決権をもつ産業再生機構とともに、再建にあたる。
現在のダイエー経営陣は経営責任を取る形で、3月末までに総退陣する予定。
まぁ、ダイエーっていうのは、とてつもなく巨大な企業で、その影響は計り知れないわけですが、
なるべく金がかからない形で、再建できるといいですなぁと、虫のいいことを考えていたりしますが(苦笑)。
ダイエーホークスも、ソフトバンクホークスになってしまって、いよいよ背水の陣というイメージが濃厚ですが。
…ま、産業再生機構が絡んでいる以上、背水の陣もクソもないか(苦笑)。
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