三井住友と郵政公社、指の静脈認証を導入へ。
銀行系では、すでに東京三菱銀行が手のひらの静脈を利用した生体認証用のカードを発行しています。
その状況で、今日、三井住友FGと日本郵政公社は、指の静脈を利用した生体認証を採用すると発表しました。
発表によると、手のひらと指の認証を比較した結果、装置が小さくてすむ、仮に指を損傷しても、
複数の指を登録しておくことで利用できるなどのメリットで、指の静脈認証を採用したとか。
三井住友と郵政公社は、残るみずほFGなどに共通化を呼びかけていると。
でだなぁ、正直わたし個人の考えを言わせてもらえば、こんなものは端から共通化ありきで作るべきであって、
各行が独自でシステム開発してどうするんだと思うんですがね。今回これで導入されたとして、
他行やコンビニATMからは現金が引き出せるわけですし、そもそも今問題になってるのは、他行経由が多い。
そういう意味では、数日前に書いたりそなのロック方式の方が、実は安全度は高いといえます。
どうも金融業界は、この辺をしっかりやってくれてなくて、お題目ばかりが先行している感がありますな。
例えば、クレジットカードや銀行で導入が進んでいるICカードにしたって、どの程度効果があるか。
あれって、確かにICついてますけど、磁気情報も入ってますよ。わたしゃ、2年近くICカード持ってますが、
いまだかつて、IC部分を利用したことがありません。すべて磁気情報で処理をしています。
多くの場所で使用する前提のキャッシュカードや、クレジットカードというのは、
業界全体が対応しない限り、所詮は絵に描いた餅にしかならんでしょうに。
ぶっちゃけ、生体認証もかかるコストに比べれば、おそらく成果は微々たる物でしょう。
コンビニATMや、せめて地銀、第二地銀レベルまでシステムが普及して初めて意味があるんです。
「磁気情報だけでは現金が引き出せない」という状況にならなきゃ、ダメなんです。
今、銀行がすぐにやるべきことは、まずATMごとにきっちりついたてつけて、後ろにはカーテンをつけ、
絶対に覗けない形にする。その上で、各行が独自に検討するのではなく、金融庁や全銀協などが旗を振って、
業界全体の共通認証方式を策定し、安価に提供できる形まで落とし込む。
そこまでやってこそ、初めて意味のある対策になると思いますよ。
それまでは、りそなのロック方式推奨。多分、口座自体をロックするあの方式が一番堅牢な気がする。
ちと長くなりすぎたので、今日はこれ1本だけにしときます(苦笑)。
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南セントレア市、ご破算に。
これは、あまりに世間とずれた感覚で物事を進めようとすると、とんでもないことになる、という教訓ですな。
愛知県の美浜町と南知多町は、合併準備を進め、新市名を一般から募集しました。
そして、そこから合併協議会が選んだ名前は、その公募案にはなかった「南セントレア市」だった、
というのが騒動の直接のきっかけ。これを機に、元々行政主導の合併に不満感を持つ市民団体などが動き、
住民投票の直接請求を行った結果、合併の是非を問う住民投票と、
南セントレア市を含めた12市名から新市名を選ぶアンケートが行われることになりました。
で、今日その投票が行われ即日開票されたわけですが、2町とも合併反対が賛成を上回り、
新市名どころか、合併自体がご破算になってしまいました。まぁ、なんというか、盛んに言われている、
平成の大合併というのは、住民からすると特にメリットが感じられず、単に政治的な意味合いとしてのみ、
その必要性が論じられている現状なので、どうしてもこういうことになりやすいのではあるな。
しかも今回は、新市名の選び方がまずかったせいで、その傾向に拍車がかかり、こんな結果になったのかと。
実際、新市名が普通の名前だったなら、こんな騒動にはなってないんだよな。
いくら、セントレア(中部国際空港)の南にあるからって、南セントレア市っていうのは、さすがにねぇ…。
「たばこ規制枠組み条約」発効。
2003年5月の世界保健機関(WHO)総会で承認され、127ヶ国が調印、日英加独仏など57ヶ国が批准した、
「たばこ規制枠組み条約」が27日発効しました。この条約の加盟国は、5年以内にたばこ広告や、
たばこ会社のスポンサードを原則禁止し、3年以内にたばこパッケージの表面の、
30%以上を健康への警告表示にあてることが義務付けられる。
加盟国は来年2月までに、最初に条約国会議を開き、条約事務局の設置など、具体的な運用検討に入る。
とはいえ、広告禁止は原則ですが、米国の強い反対により「憲法上、禁止措置を取る立場にない国」では、
一定の規制措置にとどめることが認められる(つまり、表現の自由というアメリカらしい主張です)。
他にも「マイルドセブン」のために、日本が強硬に反対した「マイルド」「ライト」という表現に関しても、
「禁止対象に含めることができる」というレベルに収まっています。
一部からは、骨抜きとの批判もありますが、まぁ、非常に利害が絡んだ分野で、条約発効までいけたのは、
素直に評価していいんじゃないでしょうかね。まぁ、京都議定書なんかもそうですが、
大切なのは発効してから、どのように運用されていくかに尽きますよ。
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「なか卯」が「すき家」傘下に。
牛丼業界の再編という話ですが、現在なか卯は双日傘下ですが、すき家のゼンショーがなか卯株を買い取り、
ゼンショーが経営権を握るということになったらしい。なか卯といえば、京風うどんと牛丼、親子丼の店で、
割と好きな店なんですが、ゼンショー系になってどうなることやら…。
なか卯は以前は、モスフード傘下だったことからもわかる通り、ある種こだわりの店なんですよね…。
わたしゃ、なか卯の親子丼好きだわ(笑)。牛丼も実はなか卯のが一番好きだったりするし。
で、モス傘下から旧ニチメン傘下に入っていたんですが、BSE絡みの騒動で経営が悪化、
2004年3月期、2005年3月期と2期続いて最終赤字になる模様。頑張って欲しいんだけどねぇ。
ゼンショーは、最近ウェンディーズを買収したりと、手広くやろうとしている雰囲気満々ですな。
牛丼以外の業種も含めると、吉野家よりも売上は多いんだそうだ。まぁ、すき家だけなら、
そこまでは行きませんが。今回の買収により、ゼンショーグループの牛丼店は松屋を抜き、
牛丼業界第2位になるとのこと。まぁ、わたしとしては、なか卯がなか卯らしくあれば、それでいいのですよ。
プロ野球オープン戦開始。楽天は巨人相手に勝利。
今日からプロ野球のオープン戦が始まり、春のシーズンインに向けて、仕上げモードに入りました。
でまぁ、今日の注目のカードはなんといっても、東北楽天対巨人。楽天は19日にやはり巨人相手の、
練習試合の予定を組んでいましたが、それが雨で流れたため、創立初の本格的対外試合となります。
それでまぁ、結果なんですが…なんか楽天が勝っちゃいましたよ?こういうえらい注目されてるところで、
楽天が勝つ、または巨人が負けるというのは、ある意味星回りなんでしょうかね(苦笑)。
今年はよくも悪くも、楽天を中心にプロ野球が話題にはなると思います。
結果的に、パ・リーグは楽天、オリックス、ソフトバンクと3つも球団の姿が変わっているわけで、
どうなるか、わけわからんというところですな。でもまぁ、ちゃんと秋まで話題でいられるかは、
実際のところ、楽天次第。いきなり上位に食い込むとは到底思えませんが、記憶に残る試合して欲しいですな。
それが、例え連敗記録でも、シーズン最多敗でもいいですから(苦笑)。やる気ないのはダメだけどね。
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朝起きたら、一面真っ白…。
昨日、札幌の雪が大量だって話を書きましたが、今朝起きて窓開けてみたら、一面真っ白でしたよ(苦笑)。
この辺で降る雪にしては、割かし雪質が良く、さらさらしてて、なかなか気持ちいい感じでしたな。
とはいえ、通勤には結構面倒臭いものですけどねぇ。やたらバス混んでたし(苦笑)。
まー、うちの辺りから駅までの道は、なんだかんだと坂が多いので、歩きたくないのはわかるな(苦笑)。
正直、今朝の状態ならまぁいいものの、これが凍った日には、本当に危なくて歩いてられないですよ…。
幸いにして、今回はその見事に雪が残っているので、明日の朝もひどいこにはならなそうですがね。
ほとんど溶けて、雪だか氷だかわからない状態になってるのが、一番危ないから。
りそな、偽造カード対策を発表。
りそなホールディングスは、今日偽造カード対策の概要を発表しました。これ、ちょっと面白い。
偽造対策の柱となるのは、「キャッシュカードロックシステム」と呼ばれるシステム。
これは、あらかじめ申請して口座に暗証番号以外のロックをかけておくもので、口座を利用する際には、
ウェブやコールセンターから、パスワードでロックを解除すると、その後1回のみ出金できるという仕組み。
ある意味、オートロックの仕組みみたいなもんですな。ウェブ機能を持った携帯電話が普及したからこそ、
使える仕組みだという気がしますが、とってもこれ面白いとともに、結構堅牢な気がします。
少なくとも、現行の4桁暗証番号に比べれば、遥かに堅牢ですわな。今まではカード偽造グループは、
カードの磁気情報と4桁の暗証番号(古いカードでは磁気情報に暗証番号が含まれているものもある)を、
手に入れれば出金できたわけですが、これからは更にウェブの会員番号とパスワードが必要になると。
なんか、りそなは一時国有化された後、とても色んなサービスが開発されている気がしますなぁ。
このロックシステムはちょっと使ってみたい(笑)。このために口座作るのもあれだけど…。
ちなみに、りそなの偽造対策は他に、ICカードの導入や限度額の設定なども行うようです。
異常と思われる出金(どういうのかよくわからんが)があった場合、通知するシステムも導入するとか。
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札幌は雪だらけ。
札幌市の雪堆積場が満杯状態になったそうですよ…。雪堆積場っていうのは、その名の通り、
市内各地で雪かきをして集めた雪を積み上げておくところですな。それがもう一杯だということ。
なんでも、今年の札幌の積雪は平年と比べると、6割以上多い123cm(23日現在)。
札幌市では60ヶ所の雪堆積場を用意したものの、今日までに12ヶ所が満杯になり閉鎖、
2月になり、急遽3ヶ所増やしたものの、まだ足りないため、更に来週4ヶ所増やす予定だそうで…。
なんか、地震やら台風やら、最近は多いですが、こういう基礎的な気象もなんかおかしいんだなぁ…。
地球温暖化と何か関係があるんでしょうかね…。まぁ、単純に気温が上昇したという話ではないわけだが。
裁判ネタで箇条書き。
なにやら今日は、色んな裁判の判決が出たようで…。というわけで2本ばかりご紹介。
「内部告発は正当な行為として、会社に慰謝料支払い命令」。運輸業界の闇カルテルを内部告発したため、
30年間昇格がないなど不当な扱いを受けたとして、串岡弘昭氏が所属するトナミ運輸を訴えた裁判で、
富山地裁の永野圧彦裁判長は、内部告発は正当な行為として、会社側に1356万円の支払いを命じた。
まぁ、こういう告発者を保護していくように動かなければ、膿は出てきませんからね。歓迎すべき判決かと。
しかし、この人営業だったのが、事務方に回されて30年そのままだったとか…。無茶なことやりますな…。
「ババア発言、賠償責任を認めず」。東京都の石原慎太郎知事が雑誌のインタビューでした発言、
俗に「ババア発言」と呼ばれるものに対し、都内の女性131人が精神的苦痛を受けたとして、
損害賠償を求めた裁判で、東京地裁の河村吉晃裁判長は、石原都知事の発言は、
女性一般に対する個人の考えを示したもので、個々人に損害賠償が必要なほど、
被害を与えたとは認められないとして、女性たちの訴えを退けた。
この判決もある意味正常なものですね。この発言を元に年配女性への対応を変えた人もまずいないでしょうし。
ぶっちゃけ、人権侵害で訴えないといけない発言は他に山ほどありますわ…。
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「ニッポン泥棒」読了。
大沢在昌の最近出た単行本です。元は産経新聞の連載小説ですね。
内容はハッカー集団が作り上げてしまった、とんでもないソフトを欲しがる政府や組織などによって、
翻弄される人々を描いた小説です。とりあえず、いつも通り面白かったですよ。
大沢作品が好きな人であれば、いつも通り楽しんで読めるでしょう。
あんまり死ぬ人も多くないですし。この人の作品は平気で主要面子のほとんどが死んだりするからな(苦笑)。
大沢作品の魅力というのは、ひとつには卓越したバランス感覚にあります。
一般論で言って、文章というのは、読み手をどこに設定するかというのが非常に難しい問題です。
専門知識を持っている人間を対象に書いてしまえば、一般人は理解できないマニア向けのものになりますし、
一般人がイメージするもの(要するに偏見だ)を基準に書けば、知識のある人からは非現実的だと批判される。
大沢作品の場合、基本的に「ありえねー」って話なんですが、どこかありそうに思えるリアリティがあります。
今回の「ニッポン泥棒」にしても、ソフトウェアやインターネットの話なので、わたしなどは専門ですが、
全般的にある種ファンタジーでありながら、可能性として否定できないような技術や論法が出てきます。
この知識の鏤め方と、話の展開のさせ方が非常に「非現実」でありながら「現実的」なんです。
だからこそ、大沢作品は「大衆文学」たりえるのだと思いますが。余談ですが、こういうコンピュータネタを、
専門知識側にある程度傾けて書くと、森博嗣(「すべてがFになる」など)になります。
まぁ、森博嗣はあくまでミステリィであって、エンタメ小説ではないので、比べるのは間違ってますが(苦笑)。
逆に言うと、森作品はミステリマニアのための本であり、大衆文学には成り得ませんが。
…話が横道にそれた。要するに大沢作品はエンターテインメント小説なので、頭を空っぽにして、
その展開に身を任せろ、ということですよ(笑)。展開理解できる程度の思考能力は残しておいてな。
ニッポン放送が無茶。
ニッポン放送を巡るライブドアとフジテレビジョンの戦いの最中ですが、今日ニッポン放送が、
とんでもない発表を行いました。それによると、株式の40%超を取得したライブドアに対抗するため、
フジテレビジョンに対し、発行済み総株式数(約3280万株)を大きく越える4720万株分の新株予約権を、
割り当てるとのこと。これが実行されれば、フジテレビジョンがニッポン放送を子会社化し、
ライブドアが経営権を取得することは事実上不可能になります。もちろん、ライブドアは、これに対して、
近日中に仮処分申請を行う見込み。まぁ、単純に考えて株主利益は損なわれるので、これは当然かなと。
今回のこの手法は「ポイズン・ピル」と呼ばれる手法で、敵対的買収を封じ込める方策とされているが、
前述の通り、相対的に既存株主の権利が損なわれることになるため、微妙な問題を含んでいます。
おそらく、この件については、司法の場に判断が委ねられることになると思いますが、
こういう手法はどうなのかねぇ…。まぁ、脱法行為ではないけど、やっぱりかなり無茶だよなぁ…。
ま、わたしはこの騒動に関しては、以前から書いてるように、静観するのみですがね(苦笑)。
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「もったいない」の国。
毎日新聞の招聘で来日していた昨年のノーベル平和賞受賞者でケニア環境副大臣、ワンガリ・マータイ氏が、
今日、正午過ぎに、離日しました。マータイ女史は成田空港での取材の中で次のようなコメントを残しました。
「来日初日のインタビューで『もったいない』という日本独特の言葉を知った。
私の一番の関心である資源の持続的活用を訴える上で、
探し求めていた言葉に出合った感動の瞬間だった。この言葉こそ世界に発信すべきだ」
(MSN-Mainichi INTERACTIVE 2005年2月22日速報記事)
なるほど、確かにふと考えてみると、英語で「もったいない」にぴったりはまる言葉はないですね。
和英辞書で引いてみると「too much」とか出てきたりしますが、確かに「もったいない」の一側面ではありますが、
そのものの訳語にはなり得ませんやねぇ。日本語って、風情がある言葉とか結構多いですね。
その中には、インドや中国からの外来語も多いわけですけど(苦笑)。
この国は、明治維新以降、とにかく西欧に追いつけ追い越せでやってきたせいで、「西洋かぶれ」は多くても、
「日本」という国の文化や風土をきちんと説明できない日本人が多いというのは、昔から言われていること。
自国の長所短所が考えられないのに、他国にばかり目を向けるのは本末転倒ですよねぇ…。
でも、今回のこの「もったいない」の話は、ちょっと目から鱗だったですわ。
2chで中学校への殺害予告、仙台の学生逮捕。
最近、2chに何か書いて捕まる人がだいぶ増えておりますなぁ…。
今回の事件は、2ちゃんねるに中学校の生徒の殺害予告を書き込み、中学校の業務を妨害したとして、
威力業務妨害容疑で19歳の仙台市の大学生が逮捕された、というもの。
調べによるとこの大学生は、仙台市泉区の南光台中学を名指しし「皆殺しにしてやる」など書き込んだという。
中学校側では放課後の部活をすべて中止し、集団下校を行う措置を取った。
まぁ、なんというか、ある意味とっても時代を映している事件といえますね。
これが池田小事件より前であれば、おそらくこの書き込みだけで逮捕なんていうことはなかったんでしょうけど。
とはいえ、警察や官庁などが、2ちゃんねるをチェックし始めたのは最近のことではなく、
結構前から彼らはきっちりチェックしています。実際にわたしの知り合いの某省の人間や、
某公安関係の人間などは、業務の一環として、2ちゃんねる見てたりしますからね(何年も前から)。
「通報しますた」と書かれている場合に、実際に通報されていることも少なくないらしく、
虚構渦巻く2ちゃんねるの中でも、確実に現実への道がつながっているということですね(苦笑)。
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それって、精密検査って言うんでしょうか…。
ちょっと調子がおかしかったうちの親が近くの医者で見てもらった結果、心電図にちょっと異常があるので、
紹介状書くから精密検査をと言われて、行ってきたのが今日なんですが…。
なんか、ほとんど予約だけで終わったらしい(苦笑)。医者と面談して、色んな予約して、それだけ…。
一体、紹介状は何のために必要だったんだ…。あらかじめ連絡行ってるんだから、すぐ検査できるようにしとけ。
そんな状況なので、今日の段階では何もわからず、これから何回かに分けて、長時間心電図やら、
エコーやら心肺能力測定やらをやるということになったようで。
うーん、紹介状持って精密検査に行く場合って、こんなもんなんすか、普通?(汗)
すぐにどうこうという状況ではない、というのは間違いなさそうなんですが(苦笑)。
国民年金の未納者が445万人に。
国民年金の納付率は、2003年度末で0.5%改善したというニュースがありましたが、
未納者は81万人増えたそうな。社会保険庁の定義によると、
24ヶ月に渡って保険料を払っていない人を「未納者」とするらしい。
24ヶ月で時効になりますから、保険料支払いに穴が発生している人のことですな。
2003年度末の保険料収納額は1兆9627億円で、未納額は前年度比1653億円増の2兆2927億円で。
未納額のうち、時効になり回収できなくなった「不納欠損額」は前年度比282億円増の8476億円。
いやなんか、数字を見ているとため息が出てきますな(苦笑)。
これは要するに、払わなくてもいいという認識が如何に国民に広がっているかという証明ですよねぇ。
社会保険庁なんて、とってもムカツク役所なんですが(まともに付き合ったことがある人はわかると思う)、
やることはやってくれや。とはいえ、制度や政府への信用度が上がらない限りは、それほど劇的な改善は、
ないと思いますけどね…。強制徴収やろうと思ってできる規模ではないんだもの。
P.S. 昨日のアクセス件数は、370件でした。