2003.04.10 はれ

 イラク解放は誰のため?

 今日も色んな動きがありましたが、それらを見ていて強くした思いが、
「結局、この戦争は誰のためだったの?」ということですな。にやにやしながら会見する、
ラムズフェルドやフライシャー、フセインの銅像が倒されるのを見て歓声を上げるブッシュ。
結局、彼らは「しめしめ、途中はどうあれ、望んだ結果に落ち着きそうだわい」ってとこでしょうか。
結局のところ、イラク市民の解放なんていうのは建前だろ?アメリカがやりたかっただけだろ?
イラク市民の解放が目的だったら、あんなやり方はせんよなぁというのが正直なところ。
米メディアで何度も流される星条旗を持って喜ぶバグダッド市民たち。
イラクに星条旗があんなにあるなんてしらなかったよ。いやいや素晴らしいプロパガンダだこと。
…うーむ、我ながら随分とひねてるな(苦笑)。でも、アメリカ人って、あーゆー映像を、
本当に鵜呑みにしてるんかなぁ…。結構突っ込みどころ満載だと思うんだけど(苦笑)。
米軍の輸送機から放送される「自由テレビ」での、米英大統領の演説ビデオ見てて思ったんだけど、
「自由」とか「民主」とかって言葉は、アラブ語にあるのかね?
いや、あったとしても、同じニュアンスの言葉なのかね?
例えば日本では、明治時代にfreedomやlibertyの訳語として「自由」という言葉が使われるようになった。
元々「自由」という言葉は古い言葉で「自分の好きなようにする」というニュアンスを持つ語で、
今でいう「自由の意味を履き違えている」状態の意味だったのが、
近年、英単語のニュアンスが理解され、今の意味になったという歴史があります。
英語ベースで考えられた演説が、どのようなニュアンスのアラブ語に翻訳されているのか、
非常に興味があるところではあります。今後にも影響することでありますし。
…そうそう、大量破壊兵器はどこに行った?シリアにでも持ち出された?(毒)

 ベーマガはどこだ。

 今日は都心に出てたので、発売されたはずのマイコンBASICマガジン5月号を探してうろうろ。
まず、確実にありそうな新宿のヨドバシカメラへ。山ほど雑誌がある中を探して歩くが見つからない。
ありゃ、休刊になるような雑誌だから入れてないのかなと思って、店員さんに聞いてみると、
なんとすでに売り切れたということらしい…。慌てて東口に回り、紀伊国屋本店へ。
やっぱり売り切れたとのお返事。う〜む、めぼしいところをざっと回ってみるが、どこにもない…。
町田で途中下車して探してみるものの、やっぱりない…。
きっと、休刊になる雑誌だから、どこも取ってる数が少ないところに、
かつての読者が買いに集まったっていうのが真相なんだろうなぁ(苦笑)。
しょうがないから、電波新聞社から直接買うかなぁ。その方が電波もちょっと利益が多いだろうし(笑)。
そういや、新宿うろうろしているときに、ドクター中松の選挙カーを見ましたよ。
助手席にちゃんと、本人が乗っておりました(笑)。しかし、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの、
ラデッキィ行進曲をBGMとして流しているのはどんなもんだろう(苦笑)。

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2003.04.09 くもり

 フセイン政権、崩壊?

 今日はサハフ情報相を始め、報道陣を監視していたという情報省の面々が顔を出さず、
数日前からイラク国営テレビも止まっているしで、政府側の動きが何もない一日でしたな。
とりあえず、これでバグダッドは制圧ということになるんでしょうが、
治安部隊である特別共和国防衛隊はどこいっちゃったんでしょうね。
市民の中に紛れ込んでるのかしらん。そういえば、米メディアでは、歓喜に沸くバグダッド市民の映像を、
繰り返し流しているようですが、あんなもの文字通りに受け取っちゃいけませんよ。
確かにフセインの影響力が届かなくなっていることは如実に表してますが、
フセイン政権が盛り返して、バグダッド奪還したとしたら(まぁ、そんなことはないと思うが)、
やっぱり歓喜に沸く人々の映像は流れるんですからね。
しかし、ワシントン・ポストはフセインは死んだと報道してますが、
実際のとこどうなんでしょうかねぇ…。まぁ、彼の生死はあまり重要ではないかも知れませんが。
しかし、この戦争の目的って、一体なんなんだったっけ?
どこぞの国は、言うことがころころ変わるから、よくわからなくなってきたよ。

 松井って、運いいなぁ。

 ニューヨークはえらく寒かったらしいすね。選手たちも白い息吐いてたし(苦笑)。
しかし、前の打者が敬遠された結果とはいえ、なかなか満塁で打席が回ってくることはありませんよ。
そういう機会に恵まれて、なおかつ物にするというのはたいしたもんだ。
やっぱり、そういう星回りなんでしょうな、きっと。なんか、その話を聞いたイチローは、
一瞬「ウソ」と口走ったとか。いやまぁ、出来すぎだよな(苦笑)。
まぁ、2001年近鉄北川の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランってのもすごかったが(笑)。
北川のときは、西武ファンのわたしとしては、思わず「げっ」と言ってしまったのを覚えてる(苦笑)。
大リーグに話を戻すか。ニューヨークデビューは派手でしたけど、ここまでの動きを見てると、
松井はあまり派手な活躍はしなそうだなぁという思いを強くしてしまった。
まぁ、こんな予想、当たるとも思ってないですけど(苦笑)。
あ、そうそう、今日はメッツの新庄が今期初スタメンだったんですよ。
4打席3打数3安打1犠打1打点っていう、とんでもない固め打ちでした。
新庄が頑張ってくれると、個人的にはうれしいんだけどなぁ(笑)。

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2003.04.08 あめ

 アメリカの思惑はどこに?

 米軍は今日、一部が東岸地域にも入ってるようですな。各国メディアの拠点である、
パレスチナホテルも、米軍に砲撃されたそうで、各国メディアがその瞬間に映像を流しておりますな。
なんでも米軍によると、パレスチナホテルから銃撃を受けたから反撃したとのことですが、
う〜ん、まぁそういうのもいるかも知れないが、どうなんだろう(苦笑)。
難しいところではありますが。もっとも、アルジャジーラとかアブダビテレビなども、
地元拠点を攻撃されたんだそうで、この辺は誤爆なんだか、何らかの意図があるんだかわかりませんが。
バスラなどでは市民の略奪が多発しているようで、押さえが効かないとこうなるのかなぁ…。
で、今日は北アイルランドで米英首脳会談が行われ、共同記者会見が行われました。
主に戦後のことについて話されていましたが、あんまりはっきりしない話でしたな。
あくまで米英中心でと言っているアメリカに対して、国連中心で戦後処理をやりたいというイギリスに、
かなり配慮した内容ではありましたが。「国連が決定的な役割を果たす」という言葉がブッシュから出ましたし。
ただ、今話が出ているアメリカが描く政権図っていうのは、本気なのかと判断に苦しみますな。
今、暫定政権の中心として名前が挙がっているのが、復興人道支援質(ORHA)の米退役軍人ガーナー氏や、
反フセイン派の最大組織イラク国民会議(INC)のチャラビ氏などです。
しかし、この人たちは色々と問題がありまして、ガーナー氏はイラクに詳しいとはいっても、
向こうではむしろ、イスラエルに近いと見られている人物ですし、
チャラビ氏は元ヨルダンの銀行家で、資金横領で有罪判決を受けている上に、イラク国内の人望はない。
まぁ、この人材たちに関しては、米政権内部でも異論があるようなので、まだしばらくもめるかも知れませんが。
ぶっちゃけた話、本当にイラクをまとめることができるとすれば、スンニ派とシーア派の宗教指導者と、
クルド人指導者が連合して政権を組むくらいしか方法がないんじゃないかという気がするんですが…。

 で、アフガニスタンはどうなってるのよ。

 アメリカの対テロ戦争第一弾であった、アフガニスタンですが、今日の毎日新聞夕刊に、
ペシャワール会の中村哲医師のインタビューが載ってたので、良い機会だと思って調べてみました。
正直なところ、かなりひどい状態のようですな。まず、干ばつで水がないので農業ができない。
治安が悪化し、強盗や殺人が日常的に起き、都会では仕事がない。
現在の国家元首はカルザイ大統領ですが、彼の護衛は米軍が務めており、
そのせいもあり、国民の代表者とはあまり見られてはいないようだ。
最近では徐々にタリバンが力を取り戻しつつあると言われていますし、
支援資金などもうまく国民に回っていないということのようですし、
最近ほとんど報道されることはありませんが、忘れていてはいけないよなぁと強く思った。
結局、アメリカはタリバン政権を崩壊させることはできたものの、
アフガニスタン人に安住の国を作ることはできていないわけですな。
もちろん、アフガニスタン人が自分達で何とかする問題であると言う部分はありますけど、
自分達の力でどうにかなるんなら、こんな事態にはなっていないわけで、
なかなか難しい問題ではありますけどね…。うー、なんかうまくまとまらん。

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2003.04.07 はれ

 大統領宮殿に侵攻。

 今日は米軍はバグダッド中心部に侵攻をしたらしい。実際、わたしもテレビで、
チグリス川東岸のパレスチナホテルから、西岸の大統領宮殿の方を映した映像を見ておりました。
ものすごい音量で銃撃音などが聞こえていたんですが、しばらくするとぱたっと止み、
その数分後には、米軍が大統領宮殿に旗を立てたという報道が流れました。
いや、なんというか、本当にこの瞬間に起きていることなんだなぁと実感しました。
最近、愛国的報道で人気急上昇中の米FOXは、大統領宮殿に侵攻する様を生中継したらしいですなぁ…。
ちなみに立てた旗はアメリカのどこぞの大学の旗だそうで、まぁ、星条旗を立てなかったことは、
素直に評価したい。バグダッドはチグリス川で街が東西に分断されており、
西岸が政府の主要機関が集まっている官庁街、東岸が住宅街なんだそうで。
今のところ、攻撃が行われているのは住民があまりいない西岸地域で、
今後、東岸に侵攻していくのかは不明なところ。しかし、攻撃後にサハフ情報相が、
各国報道陣が集まっているパレスチナホテルに姿を現し、バグダッドに米軍は入っていないと、
以前の主張を繰り返しておりましたな。あの人は頻繁に、しかも物理的にメディアの前に現れますが、
狙われてはいないんでしょうかね(苦笑)。オウム事件における上祐みたいなもんかな。
まぁ、確かにしゃべるだけなんで、米英軍にとって大して実害はないと言えますが。
イラク国営放送では「自分の部隊に戻れなければ、どこでもいいから近くの部隊に参加して戦え」などと、
放送しているところからみて、組織的な軍事力はもう余りなさそうな感じですなぁ…。
ただ、今回の戦争は抵抗している勢力は「フセイン政権の維持」ではなく「国土防衛」が目的なので、
どうすれば戦争が終結するのかはっきりしません。一体、これからどうなんだろ…。

 アトムの誕生日。

 今日は鉄腕アトムの設定上の誕生日なんだそうですな。それを記念して、各地で色々動きがある模様。
2日から「鉄腕アトムパーフェクトサーチ展」が始まっていて、昨日からテレビアニメ(CX)が始まりました。
今日の動きとしては、アトムの生誕地とされる高田馬場郵便局で、今日限定のアトムの消印、
新宿区では未来特使に任命され、手塚プロのスタジオがある新座市では住民登録されました。
独立行政法人造幣局(こんなもんも独立行政法人になってたのね)は、
2種類のコインセットの販売を発表しました。その他にもクレジットカードやら、饅頭やら、
山ほどこの日にあわせた物やイベントがあるみたいですなぁ。
しかし、鉄腕アトムという作品の意義は認めますし、知名度は抜群、確かにすごい作品ですが、
今、人気って出るのかなぁ…。昨日から始まったアニメがどういう話なのか、わかりませんが、
原作に沿った話だったら、かなり微妙な作品になるよなぁ…。
劇場版ジャングル大帝は原作に近い話だったしなぁ。う〜む…。

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2003.04.06 はれ

 バグダッド侵攻2日目。

 今日はバグダッド市内南西部に米軍が侵攻し、一部で激しい戦闘が行われたらしいですな。
とはいえ、「激しい」というのは単に多く弾が飛び交ったというだけの意味で、
実体はイラク兵(一部、民間人含む)がばたばた倒れていくだけだったようですが…。
従軍記者がいる部隊でもそういう戦闘に入った部隊があったようで、
かなり複雑な心境なレポートが、ちょこちょこと出てきているようです。
一部で歓迎されているという報道も、出てはいますけど、上に書いたような戦闘が起きた地域では、
親米になることはありえないだろうしなぁ。そういや、戦後のイラク政権の枠組みについて、
なにやら日本政府が、軍事・治安部門を米英が、民生部門を国連が分割統治するという案を、
アメリカ政府に提示している模様。これで、アメリカ政府納得させられれば、
わたしゃ政府を見直すけど、どんなもんだかなー。

 桜見たぜ。

 今日は夕方から都合によりおでかけ。途中、桜のある地域をプラプラ歩いて、気分的に花見(笑)。
今日は何ヶ所かで桜見たけど、散り始めって感じでしたなぁ。
場所によっては、昨日で散ってしまったところもあったようですけどねぇ。
なんというか、やっぱり表に出ないとダメやなぁとは思ってしまいますね。
とはいえ、先立つものがないんで、金を消費しないために篭ってるのが実情なんですが(汗)。
まぁ、なんだ。桜を見ると、あぁ春だなぁと実感できるもんでね。
いくら篭っていても、やっぱり桜は見ないとと思っただけなんですよ。
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2003.04.05 あめ

 バグダッド侵攻。

 今日の報道では、米軍はバグダッドに市街地に偵察目的ではなく、侵攻を開始したらしい。
報道によると、戦車、装甲車それぞれ数十台の部隊が市街地に入ったって話なんですが、
本当にそんな規模で侵攻始めたのか疑わしいところですな。
本当だとすれば、抵抗が予想されていない地域だったのか、大して入り込んでいないのか。
実際、バグダッド市内の映像では、特に混乱が起きている様子はありませんでしたね。
まぁ、バグダッドは500万人が住む巨大都市ですから、カメラやメディアがいない場所なだけかもね。
そういえば、アル・ジャジーラはイラク側から特派員の国外退去通告の撤回があり、
現地でのバグダッド中継を再開しましたな。まぁ、イラクはアルジャジーラ利用せんといかんよ。
そういえば、イラク政府はヨルダン赤新月社(赤十字社に該当)からの、
人道援助物資を受け取りを拒否しているらしいですなぁ。援助するなら戦争に反対してくれと、
言っているらしい。食料などは自分達で買うとも言っておるようですが。
とりあえず、ここ数日イラクの考えてることが全然わかりませんわ。
どこかに潜んで反撃の機会を伺っているのか、統制がとれていないのか…。

 寒いぞ…。

 今日は冷たい雨だったのぅ…。雨自体は昨日の夜から降り始めていましたが、
朝起きたら、がっつり気温が下がっていたくさい。猫がうるさいんで、外に出してやろうと思って、
ドア開けたら、息が真っ白になったよ(苦笑)。ちなみに、猫は一旦外に出たものの、
玄関先で回れ右して、中に戻ってきましたよ(苦笑)。まぁ、寒くてびっくりしたんだろう。
今日のこの気候で桜は一体どうなりましたかねぇ。明日は晴れるらしいけど、
地面の状態は結構ひどそうだし、そもそも桜はどの程度残ってるんかね…。
まぁ、宴会しなければ問題ないだろうけど、日本の花見はやっぱり宴会しないとな。
花より団子というのは、世間の真理ですからな(笑)。

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2003.04.04 くもり

 暫定政権ってなぁ…。

 さすがに米英軍が本気で進み始めると(特に街の中でなければ)動きが早いですな。
バグダッド中心部から20kmの距離にあるサダム国際空港(米英軍はバグダッド国際空港と呼ぶらしいが)を、
米英軍が攻撃し、ほぼ制圧をしたらしい。まだ、散発的な戦闘は続いているようですが。
今後、そこの滑走路を使って、補給や人員増強をやるんですかね。
しかし、今日ブッシュが海兵隊基地で演説してましたが、一体いつまで「アメリカに神のご加護を」っていう、
セリフを使うんでしょうかねぇ。この言葉を使い続けることで、宗教戦争に近づいていくことが、
どうして理解できないんだろうかね。まぁ「十字軍」なんて単語を口走った大統領だから、
しょうがないのかも知れないけどな。スピーチ原稿にあるのかどうかは知らないが。
さてはそれはそうとて、今日辺り、米メディアを中心に、フセイン後の暫定政権の話が出ております。
なんでも、フセイン政権が倒れる前にも、亡命イラク人を中心にした政権を作るとか。
その準備を早ければ、来週にも着手するということらしいんですが、
そのイラク人とやら、どこから連れてくるの?う〜ん、うまくいくのかなぁ(苦笑)。
あと、北部のクルド人勢力の一部が米英軍の支援を受けて、イラク軍と交戦してたりしていますし、
南部やバグダッドのシーア派勢力に蜂起をうながすなんてこと言ってますが、
その目論見が当たった場合、現政権に近しい人達、シーア派、クルド人と、
イラクが3つに分裂するだけのような気がするんだけど。
今まではフセインが圧倒的な力を持って無理矢理統制してたから、まがりなりにも1つだったわけで、
下手をすれば、ポストフセインの覇権を巡って、内戦が勃発なんてことも…。
まぁ、さすがにそれはアメリカが意地でも阻止するか。
この暫定政権の話は、まだ米政府の正式の態度ではないということですから、
言ってみただけなのかも知れないですけど。でも、ラムズフェルド辺りは本気で考えてそうだ。

 SARSはどうなる。

 なんか、外が賑やかいなぁと思ったら、県議選が告示されたのね。
こんな田舎にゃ、県知事候補はやってこないけど、さすがに地元が選挙区の県議候補は来るということか。
それはさておき、重症急性呼吸器症候群(SARS)の話です。なんか、ここまで書き損ねてたので。
昨日のことになりますが、香港と中国広東省に「渡航の是非を検討して下さい」が発出され、
今日新たにカナダトロント、シンガポール、中国山西省、ベトナムハノイ、台湾、マカオに、
「十分注意してください」が発出されました。それほど死亡率が高くないのは救いではありますが、
原因と感染源が今ひとつはっきりしないのが、不気味なところですよねぇ。
香港の映像なんかが毎日流されていますが、みんなマスクをして歩いていて、ちょっと不気味ですな。
数日前のリポートでは、中国からの観光客は相変わらず多く来ていて、
マスクもしていないって話がありましたが、そろそろ中国でも情報が知れ渡っているんでしょうか。
発症すると、38度以上の発熱や、たんの出ない咳、呼吸困難などが発生するそうです。
日本では新感染症として認定されましたから、患者は強制入院させられることなどがあるようで。
わたしの周りで、この1ヶ月に海外行った人はいないので、とりあえずは大丈夫かなと思ってますが。
でも、不気味なことには変わりないけどねぇ…。

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2003.04.03 はれ

 もうすぐ終わるのか?

 こんなタイトルつけておいてなんですが、わたしゃ終わるとは思ってませんけど(苦笑)。
今日辺りは、いよいよもって、米英とイラクの主張内容の乖離が大きくなってきましたな。
米英はバグダッド師団などを壊滅して、今やバグダッドまで20kmまで近づいているといえば、
イラクは師団は無傷であり、米英軍はバグダッド周辺160kmにも入っていないという。
まぁ、きっと、位置に関しては米英軍が正しいんでしょう。戦果に関してはどっちも信用できねぇな(苦笑)。
ちなみに、米英軍がカルバラの先に進めたのは、どうも敵軍団を打破したのではなく、
どうも、イラク軍がモスクにこもってしまったというのが真相のようで。
前にも書きましたが、カルバラはイスラム教シーア派の聖地。なるほど、ここは攻撃できない。
しかも包囲する米英軍が薄くなれば、反撃に打って出るんでしょうし、
ものすごく嫌な安全地帯になってる感じですなぁ。まぁ、戦争になればなんでもありですからねぇ。
そういや、アル・ジャジーラがイラクから退去勧告されたりして、現地の放送中止したらしいですな。
なんだろう、イラク軍はなんかやるつもりなんですかねぇ…。

 昔をしのび。

 なんか、今日近くのホールで、わたしの母校吹奏楽部のコンサートがあったらしい。
それでふと懐かしくなって、適当にGoogle先生で検索してみたら、
吹奏楽部のページとOBバンドのページがあって、ちょっとびっくり。
とりあえず、吹奏楽部のページを見てみる。ふむ、なにやら現役メンバーの溜まり場になってるらしい。
いろいろあって、今の吹奏楽部は、わたしのいた吹奏楽部とは組織的なつながりはないので、
まぁ、わたしの知ってる人間は出入りしておらんだろうな。指揮者はわたしの知ってる人なんかなぁ。
続いて、OBバンドのページを見てみる。なんか、わたしのやってたパートが熱烈募集されてます(ぉ)。
今のわたしにゃ、時間はあっても楽器やるだけの体力も財力もないので、やる気はありませんが(笑)。
しかし、団史が載っていたので読んでみたら、ニックネームで全部名前が書かれてるのに、
ほとんどの人間が誰かわかるよ(苦笑)。まぁ、わたしが現役だった頃に出入りしてた面子で、
立ち上げたバンドだから当然なんだけど。最初の頃は誘われてたんだけど、ちょうどその頃、
週末はバイトしてたんで、結局参加することなく終わってたんだよな。
まぁ、たまに昔を振り返ると、ものすごく懐かしく感じますなぁ。思えば遠くへきたもんだ。
今はとにかく前を向いて、一歩一歩進まないといけないんだけな(苦笑)。

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2003.04.02 あめ

 戦線が大きく動く。

 クウェートに増派第一弾の米陸軍第4歩兵師団の第一陣が到着したせいもあるのか、
今日は止まっていた戦線がバグダッドに向けて動き出しました。
カルバラ周辺では、米英軍と共和国防衛隊が本格的な戦闘に入った模様。
短時間で戦闘は終結し、米英軍がバグダッドの周辺30kmにまで迫っているという報道もありますな。
ただ、イラク側は市街地に引き込み徹底抗戦するという表明もなされているようなので、
戦略的撤退という意味合いが強そうですが。バグダッドに篭城する気なんでしょうかねぇ…。
確かに勝利(というよりは敗北の延期)を何より重視するならば、最も適当な戦略だとは思いますが。
まぁ、米英軍がバグダッドに迫るということは、現状も問題が発生している補給線が、
更に延びるということでもあるので、民兵組織が活発にゲリラ活動をしそうな気もしますが。
しかし、実際のところ、どの程度イラク政府&軍は国民を掌握できているんでしょうね。
本当に国民が米英対立の意思を持っているのか、単に軍が押さえているのか、
押さえているとしたら、どこかでそれが外れることはあるのか…。
そもそも、バグダッドを米英軍が制圧すれば、この戦争は終わるのか…。

 エア・カナダが破綻。

 イラク関連の方に書くべきかも知れないけど、まぁ一応別ネタということで。
世界11位で、カナダ最大手の航空会社、エア・カナダが破綻し、今日会社更生手続きの適用を申請しました。
せっかく、アメリカン航空の破綻がしばらく避けられたとこだったというに…。
エア・カナダといえば、しばらく前に発表された、最も事故の危険が少ない航空会社ですよね、確か。
また、先頃破綻した、ユナイテッド航空が中心の航空連合、スターアライアンスのメンバーでもありますな。
大丈夫かいな、スターアライアンス(苦笑)。ちなみに、日本では全日空がメンバーですが。
今回の破綻は、9.11以降客足が遠のいていたところに、イラク戦争がはじまって、
客は更に減るわ、燃料の値段ががんがん上がるわで、逝ってしまったということらしいですが。
まぁ、ユナイテッドが破綻して、アメリカンも破綻しそうだというこの状況からすれば、
航空会社はどこが破綻しても、最早驚きませんけどね…。
日本の航空会社は、どうなんでしょうかねぇ…。JALはそれなりに海外便を運休させてるようですが。
日系のどこかが破綻するようなことがあったら、まじで洒落にならんわい…。

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2003.04.01 はれ

 続く地上戦。

 今日もイラク各地では、地上戦が引き続き行われておりますが、色々なニュースが入ってきていますな。
ナジャフ近郊で、警告を無視して走ってきたワゴン車に対し米軍が発砲し、女性や子供など7人が死亡、
シャトラ近郊では、向かって走ってきた非武装の小型トラックを銃撃、1人が死亡した。
正直、この2つの事件に関しては、気分的には米軍を擁護した気分ではある。
発表されている情報が事実であるとすればだけど、自爆攻撃が実際に行われている中で、
向かってくる車両を攻撃するのは、過剰防衛とは言い切れない部分はあるかなと。
ただ、これが本当に(アメリカで考えられているところの)正当防衛だったとしても、
この事実がイラク国民をはじめ、アラブの人々の耳に入れば、間違いなく反米感情は高まることになる。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いじゃないですが、元々反米感情を持っている人に火を注ぐことは明らか。
なんか、状況が進めば進むほど、アラブから不信の目で見られている米軍が入り込むのは、
無理があったんじゃないかと、思ってしまいます。これが例えば十数ヶ国からなる多国籍軍で、
一ヶ国でもイスラム諸国が入っていれば、まったく違う結果にはなっただろうと思うんですが。
もっとも、それだけの国が派兵するほど、世界が納得する形で開戦することは不可能だったでしょうが。
ちなみに昨日、米NBCとの契約を解除された、ピーター・アーネット氏は、
早くもイラク戦争反対の編集方針を掲げる、英大衆紙デイリー・ミラーと契約したそうです。

 年度初めの一日。

 今年も例によって、あちこちのサイトで、何かネタをやっておりましたな。
それなりに楽しませてもらいました。ここも何かやろうと思いはしたものの、ネタが浮かばずに断念。
まぁ、そんなわけで年度始めです。各地で入○式が行われていたようですな。
会社の入社式もなかなか様変わりしているようで、興味深いのやってるとこも結構ありましたな。
郵政3事業も今日から公社化され、民営化の第一歩(首相風)を踏み出しました。
一部の郵便局では飛脚便のように、飛び込みで荷物探して歩いてたりもするとか。
問題山積の郵政公社ではありますが、地道に頑張ってもらいたいもんだと思いますが。
あとは、社保の負担率が2割から3割に上がりましたな。国保使ってるわたしにゃ影響ないですが。
国保だいぶ前から、3割負担じゃいっ。でも、年金の支給額は減少したらしい。
介護保険の保険料もほとんどの市町村で負担増額。
厚生年金、社保の保険料が賞与を含んだ年収ベースに変わり、
年収に対する賞与割合が多い人は、負担増に。5月からは発泡酒とワインが増税だし、なんだかなぁ。
負担増自体は、必然があるので、まぁ納得はするんですが、支出をどうにかしろよなぁ…。
というか、議員年金まず、なんとかしろよ…。全廃しろとまでは言わないから、
とりあえず、国民年金・厚生年金と二重受給できることをなんとかして欲しいのと、
議員年金自体の支給額を、国民年金レベルまで落とすことは絶対やってもらいたい。
そうじゃないと、とてもじゃないが国民は納得できませんぜ、議員の先生方。

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