[公演・ステージ]

6/3,5の「ウマいよ!地球防衛ランチ」。 / 2009-06-08 (月)

 最近、すっかり不定期観劇blogとなりつつあるなぁ…(echo)。 ドリル魂のときに、観劇感想まとめるといっていて、結局まとめてないしなぁ…。有言不実行すぎていかんですな。

 さて、というわけで、先週の水・金と見てきた劇団ヘロヘロQカンパニー21回公演「ウマいよ!地球防衛ランチ~残さず食べてね~」の感想なぞを。 千秋楽が昨日(7日)なので、あんまりネタばれは気にせず書いていきます。

 例によって、劇団紹介から。

 劇団ヘロヘロQカンパニーは、声優である関智一が主宰している劇団です。 劇団員も小西克幸や、長沢美樹など、主に声優で活動している方々が所属していたりします。

 個人的に、声優系の劇団って、あまりいいイメージがなかったんで、ぶっちゃけなめてたとこがあったんですが…。 えぇ、すいません、俺が悪かったです(苦笑)。思った以上にしっかりした公演でした。 まぁ、冷静に考えてみれば、本公演を20回以上重ねている時点で、しっかりした物は持っているはずなんですが(苦笑)。

 会場は新宿の全労済ホール/SPACE ZERO。あまりの女性比率の高さに、一瞬入るのを尻込みしたのは内緒だ(笑)。 実際、女性が7割から8割といったところでしょうか。どちらかというと、男性向きの話をやっているのになー。

 んでまぁ、実際にホールの中に入ってまず思ったのが「金かかってるなぁ…」ということ。 正直、そこらの小劇団なら発狂しそうなくらい金がかかった舞台装置が構築されていました。これは、前売りが4900円になるわ…。

 あと、ホール自体も近代的で使いやすそうでしたね。ステージも可動式である程度いじれますし、 照明バトンもわらわらあって、かなり自由な演出ができそうな感じでした。 伝統と格式では及ぶべくもありませんが、こと使いやすさって意味では、紀伊國屋ホールより上かもとか思ってしまいました…。

 舞台内容は、地球防衛組織「FRY」の前線基地で起こる騒動を描いたものです。 基本的にコメディタッチで、ネタ満載、アクション豊富、それでいてストーリー的にはきちんと伏線を張り、見所を作っているという、 非常によく練られた作品でした。

 基本のストーリーは、基地内に緊急警報が鳴り響き、隊員達が花人間になって襲ってくるというもの。 その原因を突き止め、対処法を発見し、解決するまでが描かれています。

 メイン級の役者には皆見せ場があり、それぞれの出演者のファンが見ても、そこそこ満足できそうな感じ。 メイン級と一口にいっても、関智一、小西克幸、長沢美樹、永松寛隆、那珂村タカコ、大河元気、小川輝晃、能登麻美子と、これだけいるわけで、 それぞれ見せ場があるってのは、すごいことなんですが(苦笑)。

 個人的に印象に残ったのは、長沢美樹、那珂村タカコ、小川輝晃の3人。特に長沢美樹はおいしすぎ(笑)。 ゲームマニアの女医ミウラという役どころなんですが、これがバイオハザード(ゲームのね)にはまっていて、 途中で殴られて意識が飛んだ後は、ミウラ・ジョイノビッチとして、朦朧状態のまま、本家ミラ・ジョヴォビッチばりの活躍をするという…(汗)。 極めつけは、シャッターから、赤い照明に照らされ、バイクにまたがった姿で登場するくだりで、ここまでやるかという感じでしたよ。 多分公演中で一番受けていたシーンだと思います。

 そして、最後の最後、実はこの大騒動が、マチル(能登麻美子)とトビイ(大河元気)の痴話喧嘩(謎)が原因であることがわかるわけですが、 おっさんエロゲーマーとしては、アリスソフトの「ぷろすちゅーでんとGOOD」を思い出してしまいました(あれも宇宙人の襲来が実は夫婦喧嘩が原因だったという話なので…)。

 水曜夜公演、金曜夜公演と2回見たわけですが、その2日の間にも大分進化していましたし、 それに何より、序盤から多くの伏線がちりばめられているので、真相を理解した上で2回目が見れたのはとても面白かったです。 「これが、あれの伏線なのね」とか「あー、ここでこんな細かい伏線をきちんと張ってるんだ」とか、複数回鑑賞の醍醐味を堪能できました。

 あーちなみに、言わなくてもきっとわかると思うけど、わたしの目当ては「能登かわいいよ能登」の能登さんでした(笑)。 初日はちょっと声の出し方がつらそうだなと思ったところが、金曜はだいぶ改善されていて、日々進化していくもんだなぁと感心しきり。 …しかし、よくあの役をオファーしたものだと思う。そのくらい意表は付かれました。詳細が気になる人はそのうち出るDVDででも(ぉ)。