[公演・ステージ]

2009年ステージ総括。 / 2011-01-04 (火)

 新年明けましておめでとうございます。12ヶ月強ぶりの更新でございます(汗)。

 まぁ、今年はちゃんと頑張ろうという気になったので、まず一昨年の観劇・イベント参加記録をまとめることにしました。 昨年分もこの後にまとめます。

 2009年は25公演を見てきました(例によって落語は除く。落語は会ごとの感想を遡って書くのは野暮な気がするので…)。

 時系列ごとにざざっと、雑感を書いていくよー。例によって長いぜ。


■ACCIDENTS(teamACCICENTS/神楽坂die pratze/2月13日)

 ジュディ・オング企画・監修の「SUPER MONKEY」(日生劇場)が公演中止になったことで、キャスト有志により急遽企画・上演された舞台。本来ならなかったはずの舞台なので、内容も公演名も「アクシデント」という具合。

 2桁の人数しか入らない会場に噂を聞きつけた人間がひしめき合うという、ある意味異常な雰囲気でした。 何せ「SUPER MONKEY」は、歌あり、ダンスあり、アクロバットあり、剣舞ありという内容だったもので、出演者の特性を生かした内容を小さな小屋でやったもんだから、まず見れないような至近距離での剣舞とか、園岡新太郎さんの絶唱とか、ものすごく贅沢な舞台でした。

 本来の「SUPER MONKEY」もそのうち上演されるといいなー。そして、園岡さんも出てるといいなw


■ミス・サイゴン(福岡・博多座/2月20日)

 福岡出張のときに、たまたまスケジュール確認したら、エンジニアが市村正親、キムがソニンだったので押さえた公演。この組み合わせ、見たかったんです。

 市村はもうなんも言うことない、ソニンはちょっとキムに合ってないかなぁというのが率直な感想。ちなみに、最前列だったんだよなぁ、この時…。 オーケストラピットが珍しいのか、覗き込む人がすごく多くて、ちょっとほっこりした記憶が(苦笑)。


■エリック・クラプトン(日本武道館/2月27日)

 ギターの神様の来日公演。年齢層は結構高め。客席の音だけ聞いてるとものすごく盛り上がってるんだけど、みんな座っているという光景は以前と変わらずw

 Laylaのイントロが流れた瞬間、アリーナ中心に立ち上がって盛り上がるのもいつもの通り(サクラ関連の人は、Laylaをゲキテイに置き換えれば、状況が想像できるかと)。クラプトンのライブは、ほとんどMCを挟まず、2時間演奏し続けるので、すごく贅沢な時間。とにかく、音を聞けといわんばかりの姿勢が大好きです。


■ドリル魂~横浜現場編~(劇団扉座/神奈川県立青少年センター/2月28日)

 鑑賞時のレポはこちら

 渡り廊下走り隊と、伊阪達也がゲストに入ったドリル魂。ドリル魂は再演のたびに内容が変わることを決定付けた公演といっていいw 舞台にも客席にも不思議なコラボが生まれていました。そして、扉座は毎年、神奈川県の「アーツフュージョン」の公演をやることになりましたとさ。


■いのうえ歌舞伎・壊「蜉蝣峠」(劇団☆新感線/赤坂ACTシアター/4月11日)

 宮藤官九郎が脚本を書いた、新感線の公演。

 ぶっちゃけ、ものすごい儚くて凄惨な話なんだけど、そんな壊れ具合の中でも、適度に笑いも混ぜつつ消化しているのはさすが。 何せ、冒頭のシーン、堤真一は鶏の着ぐるみで登場するんだぜ。どんなぶっ壊し方だっていうw クドカン風味で、普段の新感線とはまた違った風味の芝居に仕上がっておりました。


■うまいよ!地球防衛ランチ(劇団ヘロヘロQカンパニー/新宿SPACE ZERO/6月3日、6月5日)

 鑑賞時のレポはこちら

 ヘロQ初体験。ヒーロー物のお約束を踏襲しつつ、とてもぶっ壊れた話になっていたすばらしい芝居w


■SUPER COLLABORATE SHOW "Mr.PINSTRIPE 2009"(青山劇場/6月28日)

 玉野和紀が中心となって公演された、ダンスレビュウショウ。

 タップ界や、ミュージカル界、宝塚出身者など、多彩なキャストが歌い踊るという個人的ドストライクなショウ。 青山劇場のステージ特性を生かして、面白い演出も結構されてました。頭空っぽにして、楽しむのが吉というもんです。 ただ、この手のショウはあんまり流行らないのかねぇ。一応、2007年に続いて2回目の公演なんだけど、チケット販売は結構苦戦した模様。


■新浄瑠璃・百鬼丸(劇団扉座/厚木市文化会館/7月4日、紀伊国屋サザンシアター/7月8日)

 手塚治虫「どろろ」を原作とする内容を、横内謙介が脚本化・演出し、竹本葵太夫が浄瑠璃をつけたという作品。

 百鬼丸が妖怪達に奪われた身体を取り戻していく話なのだが、最初は身体の部位がほとんどないので、影(累央)と声(高橋麻理)という形で2人の役者が演じている。数々の妖怪が舞台に現れるため、一歩間違えればものすごく色物くさくなってしまうはずだが、そこは見事にまとまっている。

 効果音は舞台脇に置かれている各種楽器類で、キャストが出すというのが面白い。そして、岩ちゃんは見事な怪演(ちなみにこの役、初演時は茅野イサムだったそうであるw)。


■THE IDOLM@STER 4th ANNIVERSARY PARTY SPECIAL DREAM TOUR'S!! IN OSAKA(なんばHatch/7月23日)

 インフルエンザの影響で2ヶ月延びたライブ。元々どこもチケット取れてなかったのが、延期のおかげでチケットだけは取れたので、有休2日使って行ってきたw

 まぁでも、大阪まで出向いて行ってよかったと思える公演でした。ライブハウスの公演は疲れるんだけどなー。


■blast! -TOUR VERSION- (東京国際フォーラムホールC/8月8日、8月19日)

 しばらく充電期間を置くと発表されたblast!の最後の公演。なんかもういつものように最前列にいる俺w

 TOUR VERSIONという名前に嫌な予感はしていたのだが、無印の方の簡易バージョンでした。 天井からトランペットは降りてこないし、ネタ部分も少なめでした。会場に依存しないようにしてるはずだから、仕様がないけど。


■堀江由衣をめぐる冒険2~武道館で舞踏会(日本武道館/9月19日、9月20日)

 多分、ファーストツアー以来のほっちゃんのソロライブだったりする(汗)。

 武道館といわれたら行かない訳にはいかないのです、はい。個人的にはあの会場の雰囲気はほっとする。 なんていうかな、昔のコンサートノリなんですよね。みんなが例外なくコール入れてるのがいい。

 最近の声優ライブだと、コール全否定な人たちと、旧来のコールだけやる人と、オタ芸やる人と、それぞれで戦ってたりすることがままあるんだが、そういうのがないだけで、すごくほっとする。内容的にもとても楽しく、すっかりほっちゃん熱が再燃する羽目にw


■レ・ミゼラブル(帝国劇場/10月18日、10月31日)

 ある意味、伝統芸能の域に入ってきているレミゼですが、色んなキャスト見るのも楽しいです。 神田沙也加のコゼットは結構よかったです。坂本真綾のエポニーヌは押さえてるのか声量が足りないように感じることがあったのは気になった。あと、テナルディエ夫人の森公美子がすごかったw レミゼのラストは何度見てもうるっと来るのです、はい。


■Dave Koz featuaring Jonathan Bulter(BLUE NOTE TOKYO/10月28日)

 Dave Koz最高です。サックス吹きなんですが、ステージの楽しさは折り紙つき。

 日本の曲織り交ぜたり、客席をとにかく盛り上げようとするエンターテイナーぶりは、トップクラスだと思います。 この人は、とにかくステージを見るべき。CDは曲を覚えるために聞くだけでいい(ひどい)。 ステージ見なかったら、DaveKozはまったく語れませんぜ。


■プリエールプロデュース「七本の色鉛筆」(赤坂RED/THEATER/11月7日)

 ある一家の騒動を描いた話なのですが、正直にいって消化不良気味かなぁ…。 修道院に入る娘がいたり、出生の秘密を抱えているのがいたり、そういう部分で色んな騒動が巻き起こるのだけれど、 最後にはある意味ですべてぶっ壊れてしまうっていう話なんだよね…。

 1年以上経った今でも、内容をある程度覚えているのは、見るべきところはあったということではあるんだけど、 今に至っても、難解で俺が理解できてないだけなのか、脚本の不具合なのかは判断が付かずにいる。そういう意味で消化不良。


■ちさりさいたる(横山智佐/博品館劇場/11月7日、11月8日)

 横山智佐が七変化するという舞台w

 冒頭の「外郎売り」から始まって、かつてのキャラソンを色々歌ったり、サクラ大戦曲を歌ったり、 大衆演劇の踊りをやってみたり、ジャズをやってみたり、とにかくちさたろーが色々やる舞台でした。

 というか、この人はほんとすごいと思う。声優になった経緯は結構有名だと思うんだけど、なんというか、 あらゆる困難を、努力でねじ伏せてしまいそうな、そんなある種鬼気迫るものを彼女からは感じます。

 非常に楽しい公演でした。ただ、初日鈴木真仁が入っていたポジションに、そのまんま松野太紀が女装して入るのはちょっとw


■サツキマスの物語(劇団扉座/紀伊国屋サザンシアター/12月2日)

 扉座の年末公演。いや、ほんとしみじみ良かったです、これ。

 地元出身の世界的なビリヤード選手を呼んで、町おこしをしようとして、巻き起こる騒動を描いている話。 ある意味で、どこにでもありそうな話なのだけど、役者陣の演技や舞台の雰囲気をあいまって、非常にしみじみいい話になっている。 特に、近藤正臣がすごくよかった。ただ格好いいだけでなく、苦みばしったというか、きちんと背負ってきたものが見えるというか…。 まぁ、俺なんぞがいうのはおこがましいのですがね。2回目見ようと思って見損ねたのが悔やまれるところ。


■THE IDOLM@STER 2009 H@ppy Christm@s P@rty!!(新木場STUDIO COAST/12月23日)

 STUDIO COASTよー、わたしは帰ってきたー(お約束)。

 サンタ衣装がみんなかわいくてなー。ただ、アイマスライブは実は記憶がごっちゃになってる部分が多くてな(汗)。 あんまり、断定的なこと書けないのよね、申し訳ない。


■サクラ大戦巴里花組ライブ2009(青山劇場/12月26日、12月27日)

 鑑賞時のレポはこちら

 サクラ大戦のライブは良いです。ちなみに、千秋楽ダイジェストのご挨拶のシーン、めっさ後姿が映っております…。


 というわけで、駆け足で2009年を振り返りました。 除外していた落語は80席くらいでしょうか。2009年の目標が30公演+落語100席だったはずなので、どっちも未達ということに…。 さぁ、2010年のまとめも頑張ろう…。

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[公演・ステージ]

12/26,27の「サクラ大戦巴里花組ライブ2009」。 / 2009-12-28 (月)

 すごく久々にblogの記事を書きます。今年も色々と舞台を見てきましたが、 まぁ、やっぱりこれはちゃんと書いておかないといけないかなと思い、鉛並に思い心の筆を取りましたよ(笑)。

 というわけで、昨日、一昨日、青山劇場で行われた「サクラ大戦巴里花組ライブ2009~燃え上がれ自由の翼~」です。

 サクラ大戦の舞台としては、昨年夏の紐育星組のラストショウ以来。 辛うじて毎年公演というお題目が続いた感じです(笑)。

 正直なところ、昨年のラストショウで、サクラの展開は完全に終了だと思っていました。 広井王子氏がREDの役員から外れたということもあって、このままフェードアウトしていくんだろうなと。

 しかし、8月に突如として、隊長コンビ(陶山章央・菅沼久義)のウェブラジオが始まり、 9月にはこの巴里組ライブの発表と、正に青天の霹靂というか、どうしたセガ?といいたくなるような急展開っぷり。

 まぁ、ゲームの続編作るのは色々難しいでしょうし(紐育星組も結構不遇な扱いになってますし…)、 ラジオやショウの展開というのは、うれしい限りではあります。

 さて、そろそろ当日の話に。わたしは26日夜、27日夜の2公演に参加してきました。

 サクラ恒例、開場前のキャストご挨拶は、今回3公演ともあったようで、26日夜、27日昼は隊長コンビ+ベロムーチョ。 27日夜は3人に加えて、田中公平先生とシゾーでした。

 27日夜公演は先頭の方に並んでたので、無事皆さんと握手していただけました。シゾーは絶対出てくると思ってましたが、公平先生はびっくりしましたわ。 …しかし、俺DVDの映像に映ってんじゃないのか?気付いたらすぐ後ろにカメラいたし。乞うご期待(苦笑)。

 そして本編は「巴里花組ライブ」という名称の通り、歌中心のショウ。 とはいえ、そこはサクラ大戦のライブなので、客席のノリは歌謡ショウ系と同じで、基本は着席で手拍子のみ。 一幕、二幕のラストのみスタンディングOKで、二幕の後半はサイリウムOKという感じ。

 ライブハウスなどの「跳び」系ライブに慣れてる人は物足りなさがあるでしょうが、 女性率高め、親子率高め(実際親子用のファミリー席という設定がある)のサクラにはこれがいいんでしょう。

 一応、全体のストーリーとしては、テアトル・シャノワールで行われる、クリスマス特別公演を、 紐育星組のサニー、新次郎、昴が見にやってきたという内容。 舞台装置は比較的シンプルな構成でしたが、シャノワール内の背景は、なかなか見栄えがしました。

 曲数は新曲6曲を含む、全23曲。内容の詳細は、電撃さんのリンクはっとくので、そっちで見てください(笑)。

 今回は2日間3公演のという短いものということもあるんでしょうか、 驚くほどアドリブの余地が少なかった印象。

 前述の通り、初回と最後を見たわけですが、シゾーが大神隊長をいじるところや、みんながベロをいじるところは別として、 きっちり台詞が同じなんですよ。初回でアドリブなのかな、と思った横山智佐さんの結婚ネタとか、 内田直哉さんのレ・ミゼラブルネタとか、2日ともまったく同じでした(って、どっちもシゾーの台詞だな(笑))。

 ということは、それだけ台本が作りこまれているという意味なので、いやはやさすがというしかない。

 サクラの舞台を見たことがある人は、ご存知の通り、サクラの舞台というのは、 「声優さんの舞台」ではなく、あくまで「キャラクターの舞台」です。

 大体アニメ・ゲーム原作のライブだと、自己紹介が「○○役の××です」で始まって、声優さんが地声でMCやったりするわけですが、 サクラの舞台の場合は、徹頭徹尾キャラとして舞台に立ち、台詞もすべてキャラとしての台詞です。 もちろん、最後の挨拶などは、声優さん自身が感じていることを話しているでしょうが、キャラの声と口調できちんと話します。

 ぶっちゃけ、ここまでやっている舞台をわたしは他に知りません。 正直、ここまでコストがかけられる作品はまずないってのが実際のところだとは思いますが…。

 こんだけやってるんで、一般的なイベントに比べればチケットは高いです。 今回は9000円ですし、本格的に舞台仕立てのものになれば、10000円を越えてきます。 でも、それだけの価値がきちんとある。そう思える舞台なのです。

 27日夜公演では、幕が下りた後、5分以上に渡って(ぶっちゃけ、スタッフに散らされるまで)アンコールの拍手が鳴り続けました。 なんか、帰りがたくなるんですよね、最終日って。この濃さが、ある意味でサクラの魅力でありますな。

 幸いにして、今回のライブ中に、来年3月6日(土)に東京厚生年金会館で、帝都花組のライブショウが開催される旨、告知がありました。 チケット取り大変そうだけど、次があるって素晴らしい。去年のラストショウのときの悲壮感とは大違いだ!(笑)

P.S. このライブの開催にあたり、とんでもない尽力をし、また当日もあちこちで駆けずり回っていたセガの中山Pに感謝を。

■“サクラ愛”の御旗のもとに! サクラ大戦巴里花組ライブ 2009をレポート
http://news.dengeki.com/elem/000/000/225/225331/

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[公演・ステージ]

6/3,5の「ウマいよ!地球防衛ランチ」。 / 2009-06-08 (月)

 最近、すっかり不定期観劇blogとなりつつあるなぁ…(echo)。 ドリル魂のときに、観劇感想まとめるといっていて、結局まとめてないしなぁ…。有言不実行すぎていかんですな。

 さて、というわけで、先週の水・金と見てきた劇団ヘロヘロQカンパニー21回公演「ウマいよ!地球防衛ランチ~残さず食べてね~」の感想なぞを。 千秋楽が昨日(7日)なので、あんまりネタばれは気にせず書いていきます。

 例によって、劇団紹介から。

 劇団ヘロヘロQカンパニーは、声優である関智一が主宰している劇団です。 劇団員も小西克幸や、長沢美樹など、主に声優で活動している方々が所属していたりします。

 個人的に、声優系の劇団って、あまりいいイメージがなかったんで、ぶっちゃけなめてたとこがあったんですが…。 えぇ、すいません、俺が悪かったです(苦笑)。思った以上にしっかりした公演でした。 まぁ、冷静に考えてみれば、本公演を20回以上重ねている時点で、しっかりした物は持っているはずなんですが(苦笑)。

 会場は新宿の全労済ホール/SPACE ZERO。あまりの女性比率の高さに、一瞬入るのを尻込みしたのは内緒だ(笑)。 実際、女性が7割から8割といったところでしょうか。どちらかというと、男性向きの話をやっているのになー。

 んでまぁ、実際にホールの中に入ってまず思ったのが「金かかってるなぁ…」ということ。 正直、そこらの小劇団なら発狂しそうなくらい金がかかった舞台装置が構築されていました。これは、前売りが4900円になるわ…。

 あと、ホール自体も近代的で使いやすそうでしたね。ステージも可動式である程度いじれますし、 照明バトンもわらわらあって、かなり自由な演出ができそうな感じでした。 伝統と格式では及ぶべくもありませんが、こと使いやすさって意味では、紀伊國屋ホールより上かもとか思ってしまいました…。

 舞台内容は、地球防衛組織「FRY」の前線基地で起こる騒動を描いたものです。 基本的にコメディタッチで、ネタ満載、アクション豊富、それでいてストーリー的にはきちんと伏線を張り、見所を作っているという、 非常によく練られた作品でした。

 基本のストーリーは、基地内に緊急警報が鳴り響き、隊員達が花人間になって襲ってくるというもの。 その原因を突き止め、対処法を発見し、解決するまでが描かれています。

 メイン級の役者には皆見せ場があり、それぞれの出演者のファンが見ても、そこそこ満足できそうな感じ。 メイン級と一口にいっても、関智一、小西克幸、長沢美樹、永松寛隆、那珂村タカコ、大河元気、小川輝晃、能登麻美子と、これだけいるわけで、 それぞれ見せ場があるってのは、すごいことなんですが(苦笑)。

 個人的に印象に残ったのは、長沢美樹、那珂村タカコ、小川輝晃の3人。特に長沢美樹はおいしすぎ(笑)。 ゲームマニアの女医ミウラという役どころなんですが、これがバイオハザード(ゲームのね)にはまっていて、 途中で殴られて意識が飛んだ後は、ミウラ・ジョイノビッチとして、朦朧状態のまま、本家ミラ・ジョヴォビッチばりの活躍をするという…(汗)。 極めつけは、シャッターから、赤い照明に照らされ、バイクにまたがった姿で登場するくだりで、ここまでやるかという感じでしたよ。 多分公演中で一番受けていたシーンだと思います。

 そして、最後の最後、実はこの大騒動が、マチル(能登麻美子)とトビイ(大河元気)の痴話喧嘩(謎)が原因であることがわかるわけですが、 おっさんエロゲーマーとしては、アリスソフトの「ぷろすちゅーでんとGOOD」を思い出してしまいました(あれも宇宙人の襲来が実は夫婦喧嘩が原因だったという話なので…)。

 水曜夜公演、金曜夜公演と2回見たわけですが、その2日の間にも大分進化していましたし、 それに何より、序盤から多くの伏線がちりばめられているので、真相を理解した上で2回目が見れたのはとても面白かったです。 「これが、あれの伏線なのね」とか「あー、ここでこんな細かい伏線をきちんと張ってるんだ」とか、複数回鑑賞の醍醐味を堪能できました。

 あーちなみに、言わなくてもきっとわかると思うけど、わたしの目当ては「能登かわいいよ能登」の能登さんでした(笑)。 初日はちょっと声の出し方がつらそうだなと思ったところが、金曜はだいぶ改善されていて、日々進化していくもんだなぁと感心しきり。 …しかし、よくあの役をオファーしたものだと思う。そのくらい意表は付かれました。詳細が気になる人はそのうち出るDVDででも(ぉ)。


[公演・ステージ]

2/28の「ドリル魂~横浜現場編~」。 / 2009-03-02 (月)

 最近、すっかり不定期観劇blogとなりつつあるなぁ…。 そういうわけで、2月にごそごそっと見て来た各種公演について、感想をまとめていきます。 例によって、ちゃんとしたレポートにならない可能性が高いですが、それはご容赦を…(汗)。

 第1弾は順番が前後してしましますが、直近の先週土曜に見て来た「ドリル魂」から。

 会場は、神奈川県立青少年センター・ホール。 桜木町から徒歩5分、紅葉坂の上に神奈川県の文教施設が集まっている一角があるんですが、青少年センターもその中にあります。 ここには他に、県立の図書館や音楽堂、能楽堂などがあります。

 さて、ドリル魂はわたし自身は2007年9月の池袋現場に続いて2回目です。 池袋現場の感想はこちら

 ドリル魂は、建築現場を舞台にしたミュージカル作品です。 現場で起こる様々な事件をめぐる人間関係を中心に物語は進んでいきます。 恥ずかしいくらいにストレートで熱い台詞と進行が特徴の舞台です。

 今回の横浜現場編は、2007年4月の初演(厚木・新宿)、同9月の再演(美浜・池袋)に続く第3弾。 初演と再演も若干内容の変更があったようですが(どちらかというと、不測の事態により変更せざるを得なかったというか…)、 今回の横浜現場は、伊阪達也、AKB48のユニット渡り廊下走り隊をゲストとして迎え、大きく内容が変更されて上演されました。

 わたしが見たのは、28日夜公演。

 ゲストに関わる部分はストーリーも変更されていますし、新曲も用意されています。 池袋の時と比べて、全体的に展開がスピーディになったのと、ダンスがかなり増えていた印象ですね。 ただでさえハードなステージなのに、ほんとお疲れ様です…。

 今回変更された部分以外についても、歌もダンスもブラッシュアップされ、かなりキレがよくなっている印象。 池袋では、結構ハラハラしたようなソロも、しっかりと安定していて、正直驚かされました。

 メインのストーリーは池袋現場では、建築偽装が見つかって建て直しが…という話でしたが、 今回は施工主が倒産して、アラブの大富豪に買収されるという設定に変わっていました。 相変わらず、こういうとこに時事ネタ突っ込んでくるのは、扉座らしい。 まぁ、元請は相変わらず「木村建設」ですけどね(苦笑)。

 池袋現場のときは、体調の問題で出られなかったエアリアル担当の初代小梅こと桧山宏子の演技も見れたし、 やはり池袋現場で不名誉な欠席となった犬飼淳治も今回はしっかりと出ていて、そういう意味でもうれしかったです (犬飼さんは、去年の御伽の棺で、完全に一皮向けたと思ってます)。

 さて、今回のゲストの2組。

 まず、伊阪達也ですが、熱いサラリーマンを演じています。 横内謙介からの指示は「サラリーマンらしさを残して、現場連中と同化しないように気をつけろ」ということだったようですが、 出番の尺が短すぎ、この立場の違いが今一つわかりづらかった気がします。 それでも、個人としての見せ場は結構あり、我等が西ヤン(謎)のつけた結構ハードな殺陣もこなし、ハイテンションさは伝わってきました。

 次に渡り廊下走り隊の4人組。中学生2人、高校生2人というユニットです。 それなりに出番はあって、頑張ってはいましたが、演技については今後に期待ということで。 歌のシーンではさすがに堂々としたものでしたけどね。

 彼女らの本領が発揮されたのは、公演後に行われたアフタートークショウ。 4人揃っている安心感もあるのかも知れないが、横内謙介にがすがすツッコミを入れている様は、苦笑するしかなかった。 まぁ、横内謙介がすごい人だというのも、あまりわかっていないのかも知れないけど(苦笑)。

 ただ、あのフリートーク状態で、舞台上で臆することなくぽんぽんと言葉を返していく様は、 さすがに舞台慣れしている(というか、慣れすぎている)印象で、素直に感心しました。 あのクソ度胸(あえてこう書く)は、もしこれから舞台をやるのであれば、大きなアドバンテージになると思う。 もちろん、演技自体がモノになるかどうかは、素質と努力次第でしょうが。

 いずれにしても、このゲストのおかげで、ただでさえカオスなドリル魂が、ますますカオスになりました。 それは客席も同じで、色んな人種がごった煮になっている感じで、面白かったです。 ただ、AKBファンの方々は、PPPHやコールの類はちょっと勘弁して欲しかった。 君達の熱い思いは、秋葉の常設劇場でぶつけてくれたまえ(苦笑)。 まぁ、設定上「初恋ダッシュ」でコールかけるのはありかなぁ…むむむ。

 さて、ここからは総括というか、色々この公演をきっかけに思ったことを書く。

 多分、今回のゲストについては(特に4人娘については)、既存の扉座ファンからは賛否両論あると思う。 ぶっちゃけ、否の方が優勢ではないかとさえ思う。

 ただ、否という人に言っておきたいのは、今回の公演は、主催が神奈川県の文化課であり、 「若者が観劇する機会が減っているので、若者が来てくれて、楽しめるような舞台を」という前提から始まっているということ。 わたしもそういう意識でいたので、今回、特に不満を感じることもなく、微笑ましく見ることができました。

 実際、blogなどを巡回してみると、伊阪達也目当て、4人娘目当てで来ていた人達も、 素直に楽しんでくれた人が多いようで、特にエアリエルの演技には、みんな感心したようだ。 そういう意味で、ゲストを呼んだ意味がちゃんとあったのではないか。 それも、舞台演劇界ではない世界から人を呼んだからこそ、客席にもコラボレーション効果が出たと思うのです(伊阪さんは業界に片足突っ込んでますけど(笑))。

 振り返ってみると、わたしの演劇の興味は、サクラ大戦歌謡ショウが出発点です。 最初の興味は当然のごとく「サクラ大戦の声優さんがやってるショウだから」だったわけですよ。 ただ、そこから舞台演劇そのものに興味を持ち、サクラつながりで扉座を見るようになり、その他多くの演劇等も見るようになっていった。 今では興味を持てば、ごくごく小さな劇場に単身突っ込んでいき、ほとんど出演者の身内(多くは演劇関係者)の中に紛れて観劇することもある。

 そんな自分からしてみても(いや、だからこそなのかな)、やはり演劇は敷居が高いと思う。 演劇をやる人たちが、コミュニティを形成しているおかげで、逆にそうじゃない人達との接点が薄れてるというのかな…。 誤解を恐れずにいってしまえば、演劇関係者だけが固まって何かやっているように見えてしまうのです、外から見ると。

 元々、扉座は厚木市とタッグを組み、本公演を必ず厚木で市民向けに上演しています。 また、学生向けワークショップにも熱心で、演劇の普及に力を入れている劇団です。 そういう扉座が、今回の公演を行ったのは意味のあることなのではないかなぁと。

 今回客席に学生の姿を多く見ましたが、その彼らがこれをきっかけに、1人でも多く今後も観劇の習慣がついたらいいなぁと思います。 きっかけは、なんだっていいじゃない。大事なのは、それをどうつなげていくかだよ。 それこそ、AKBファンが扉座ファンになったりしたら、面白いじゃない(笑)。わたしゃ楽しい舞台がいっぱい見たいだけなんじゃよ。

 …勢いに任せて書いたら、またなんか話が発散しすぎた気がする(苦笑)。失礼いたしました。

扉座公式サイト

 写真の説明。1枚目はFM YOKOHAMA「トレセン」のスタジオ内で建築された赤レンガマークタワー(笑)、2枚目がパンフレット、3枚目がチラシとセットリスト。


[公演・ステージ]

2008年ステージ総括。 / 2009-01-13 (火)

 1月もすでに中旬になっておりますが、ようやく今年の初更新です(汗)。 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今年はもう少しちゃんと更新したいねぇ(と毎年言っている気がする)。

 さて、株のデータなんかは、最近全然まとめて切れてないので、とりあえず2008年の観劇・鑑賞の総括でお茶を濁す所存。

 昨年は、ミュージカルを中心に、26公演を見てきました(落語は除く。落語は席数で考えた方が妥当な気がするので)。

 独立した記事として書いている公演もありますが、ざっと振り返ってみます。以下の公演順序は見た順です。ぶっちゃけ長いよ!!

■ペテン師と詐欺師(鹿賀丈史・市村正親/日生劇場/1月5日)

 初日を鑑賞。鹿賀丈史はわたしがミュージカルにはまったきっかけなので、この名前があると無条件に行きたくなる。 終演直後はアメリカっぽい下品さがてんこ盛りで、正直、二度と見ないと思ったのだが、今振り返れば、 再演があれば行きたいと思うのが不思議。完成度は間違いなく高いんだけどね。

 鹿賀、市村は安定。ソニンもすごくよかった。この人は清楚な役も、柄の悪い役もきっちりこなすので、 この舞台のように両方兼ね備えた役はぴったり。ソニンは東宝系ミュージカルの常連になりつつあるし、これからますますミュージカル女優としての評価は高まりそう。

■ジンギスカン~わが剣、熱砂を染めよ~(平岳大/ル・テアトル銀座/1月6日)

 市川猿之助総合演出と看板は掲げていたが猿之助臭がする演出は一部のみ…。 平岳大を主演に、ベテランが脇を固める布陣。演出は悪くなかったけど、平岳大にはもう一層の精進を期待したい。 ヒロイン役の相田翔子はちょっと厳しいものがあったなぁ…。

 というか、ぶっちゃけ、全体の雰囲気がコマとか明治座の座長公演チックなんだよねぇ…。 助演が豪華だっただけに色々もったいない。

■BLUEMAN GROUP(インボイス劇場/2月2日)

 顔を青く塗った3人組のショウ。どこかで名前や映像を目にした人も多いのではないかと。 普通に楽しいコメディショウ。馬鹿になって楽しむのが正解なんで、いまいち乗り切れなかったなぁ。

 ひとりで行くとピックアップされた時に切なくなるので、ある程度の人数で行くのが楽しいと思う。 半年くらいで終わるかなと思ったら、1年以上たった現在もロングラン中。行きたい人がいたら一緒に行きましょう。

■ラ・マンチャの男(松本幸四郎/帝国劇場/4月19日)

 実は21世紀初頭から見たいと言い続けていたラ・マンチャの男。ようやっと見れました。3列目で(ぉ)。

 松本幸四郎はオーラが別格。作品によっては浮いてしまうんじゃないかと一瞬思ったくらい。 セルバンテスはともかく、ドン・キホーテは浮いてるくらいでちょうどいいので、良いのですが (セルバンテスとドン・キホーテの2役。作品全体はセルバンテスが語る即興劇の形をとっている)。

 サンチョ役の佐藤輝は歌が妙にきつそうだったんだけど、今でもあれが演出なのか調子が悪かったのか判断がつかない(苦笑)。 まぁ、佐藤輝は舞台は何度も見ていて、歌が気になったことはないので、演出だと思いたい…。

 アルドンサの松たか子も華がある。てか、妙に色っぽい。

■お伽の棺・韓国版(劇団扉座/多目的スペースumu/5月16日)

 鑑賞時のレポはこちら

 2008年で最も感動した舞台。同じ面子が集まって演じられることはもう二度とないだろうけど、 できたらきちんとしたところで、見直したい。あんなノイズのある場所でも、あれだけ引き込まれたのだから。演劇の力を見せ付けられた。

■TOWER OF POWER(BLUE NOTE TOKYO/5月21日)

 随分と久しぶりのBLU NOTE TOKYOでした。TOWER OF POWERはベテランのファンクバンド。 日本の感覚だと歌謡曲っていうか、演歌レベルのベテラン度合いなんじゃなかろうか。 手を伸ばせばメンバーと握手できる至近距離での鑑賞、満足。高価なりのことはある。

■DRACURA-ドラキュラ伝説-(松平健/新国立劇場中劇場/6月21日)

 鑑賞時のレポはこちら。 取り立てて追記することもないかな。

■新感線RX「五右衛門ロック」(劇団☆新感線/新宿コマ劇場/7月18日)

 鑑賞時のレポはこちら

 2008年で最も楽しかった舞台。本当にもう1回見たかった。今年ゲキxシネ化されるので、絶対見に行く。 こういう豪華な大衆演劇みたいなものが受けてるのは、素直にいいことだと思える。DVD化も待ってます(笑)。

■道元の冒険(阿部寛/シアターコクーン/7月19日)

 鑑賞時のレポはこちら

 難解な作品なので、今になってみるともう一度見直してみたい気はするんだよなぁ。

■Go to the NEW STAGE! THE IDOLM@STER 3rd ANNIVERSARY LIVE(パシフィコ横浜国立大ホール/7月28日)

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 今年の一発目のイベントは残念ながら抽選漏れでしたが、今年も4周年ライブがあることを信じている俺がいる。

■阿片と拳銃(劇団M.O.P./紀伊國屋ホール/8月9日)

 前述の「お伽の棺」などに出ている扉座の岡森諦目当てで見に行った舞台。 ものすごくしっとりとしていていい舞台だった。キムラ緑子のラストシーンが光った。茶化すようなエンディングはちょっと微妙だったけど(苦笑)。

 岡森諦は、爺さん役もよかったけど、やっぱり筋者の格好してるとすごく似合うなぁと思った。

■ピーチくりんだパプー(遊々団ブランシャ・ヴェール/SPACE107/8月11日)

 原案が田中真弓、出演が西原久美子、伊倉一恵、田中真弓という、なんかどっかで見たような面子が揃ってるのを見つけて、慌てて見に行った舞台。

 開始15分くらいで、とんでもないとこに来ちゃったなぁと思ったものの、中盤からは一気に引き込まれた。 西原久美子は年いくつだ(謎)。伊倉一恵が歌い始めると雰囲気が変わる、田中真弓もサービス精神旺盛すぎ。あなたは小林幸子ですか(謎)。 歌はちょっと厳しい人もいましたが、全般的にはそこそこの水準で安定してました。

 ただ、色々惜しいところはあったなぁ…。導入もそうだし、演出もブラッシュアップすればもっといいものになった気がする。

■blast!2 -MIX-(東京国際フォーラムホールC/8月10日、8月20日)

 一昨年とは若干プログラムをいじってきた今年。流れは良くなった気がするけど、やっぱり初代の方が好みだなぁ。 唯一の日本人キャストであるバトンの本庄千穂は頑張ってはいたけど、 一昨年の稲垣正司のバトンと比べるとどうも見劣りする気がした。稲垣正司のパワフルさが気に入ってたからかなぁ。

 あ、ちなみに、今年のblast!はまた初代です(もうなんかすっかり夏の定番と化した感)。

■新・水滸伝(二十一世紀歌舞伎組/ル・テアトル銀座/8月23日)

 脚本が扉座の横内謙介、演出が市川猿之助。久々の猿之助演出の二十一世紀歌舞伎組。 歌舞伎らしさを残しつつ、新しいものがきっちり出来上がっていました。 新歌舞伎の類って、ほとんど見たことなかったんだけど、これはこれですごくいいいものですな。

 話は水滸伝の「祝家荘の闘い」を舞台にした林冲(市川右近)が主役の話ですが、 見た人なら一番印象に残ってるのは王英(市川猿也)でしょう。なんでも、横内謙介は王英が主役だと口にしていたそうですが…。

 その他、春猿、笑也、笑三郎の3女形もこれぞという動きを見せていますし、殺陣もいい。きっちりした仕事でした。

■サクラ大戦紐育レビュウショウ~歌う大紐育3~ラストショウ(天王洲銀河劇場/8月28日、8月29日、8月30日)

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 書きたいことはレポに全部書きました。もうすぐDVDが発売になるなぁ…。

■東京JAZZ2008(東京国際フォーラムホールA/8月31日)

 毎年恒例の東京JAZZ。世界中から相当ごつい面子を集めて開催されています。 つっても、わたしゃ結構門外漢なんで詳細は語れませんが。スライの登場時の雰囲気はとんでもなかったですが。

 プログラム最後のどんどん参加者が増えていくセッションはまさに興奮の坩堝といった印象。また来年も行くでしょう(笑)。

■ミス・サイゴン(帝国劇場/10月18日)

 この日のキャストはエンジニアが橋本さとし、キムが知念里奈。

 話には聞いてましたが、巨大なホー・チミン像に、実物大のヘリとか、本当にど派手な舞台装置ですこと…。 もっとも、このオリジナルバージョンを上演しているところは、世界中で日本しかないそうですが。

 ストーリーはベトナム戦争の話なので、あまりに欧米人目線すぎて、アジア人にはちょっと鼻につくところがありますが、 それを差し引いても、十分価値のある舞台でした。 どうしても、市村正親・ソニンの組み合わせが見たいので、2月の博多座公演に行ってきます…。

■THE TAP GUY(博品館劇場/10月25日)

 実在の黒人タップダンサー、ビル・ロビンソンをモチーフにしたミュージカル。 玉野和紀とHIDEBOHがビルを演じ(青年時代と壮年以降で変わる)、マネージャーのマーティは小堺一機。

 名前の通り、タップが主体になっている話で、タップバトルは本当に見ごたえがありました。 裏目的である横山智佐も堂々たるもので、すっかり舞台女優だなぁ、この人は。

 ストーリー的には、ちょっと「?」な点も多々ありますが、きれいにまとまっている舞台ではありました。

■Gordon Goodwin’s Big Phat Band(BLUE NOTE TOKYO/11月4日)

 今年2回目のBLUE NOTE。Big Phat Bandは日本ではアマチュアバンドに大人気のビッグバンド。 メンバーはスタジオミュージシャンが中心とのことで、派手さはなくも安定した印象。 てか、また最前列で、手を伸ばせばGordon Goodwinに触れるような位置でしたよ…? しかし、あれだけの人数がBLUE NOTEのステージに乗り切るんだなぁということに感心(苦笑)。

■人生のクライマックス(劇団扉座/紀伊國屋ホール/12月2日)

 演劇集団キャラメルボックスの岡田達也を客演に迎えた扉座の本公演。 建築確認を不正な手段で通そうとするコンゲーム的なストーリーを中心に話は進み、 篭絡対象である実直な公務員の抱えている秘密がいわばオチ。

 なんというか、「あーその気持ちなんかわかるわー」と何度思ったことか(苦笑)。 まぁ、自分の世代よりもうちょっと上の世代のパパ達にはかなり刺さる内容かと思います。

 岡田達也も良かったけど、その秘密を抱えている公務員の有馬自由がすごく良かったなぁ…。 もちろん、岡森諦はこわもてっぷりを発揮して、良かったです。

 本筋とはまったく関係ないんですが、岩本達郎の「最近までゲーム業界にいまして、それもえろげーの方で」 っていう、台詞にドキっとしてしまった俺がいる…(苦笑)。なんか予想外のところで「えろげー」って単語聞くとびびるのよ。

■K2C Sunshine Band(MOTION BLUE YOKOHAMA/12月26日)

 K2CSBは、米米CLUBの面子が何らかのコンセプトで行うライブユニット。 そもそも、K2C Sunshine Bandって名前からして、KC & Sunshine Bandのもじりだし(まぁ、米米CLUBの略称のK2Cもあるバンドのもじりなんですけど)。 クリスマスソングありーの、スタンダードナンバーありーので、安心して楽しめましたよ(謎)。

 まぁ、米米の癖があって、バンドの振りにすごい勢いで客席が反応してたりってのは面白かったですが。 しかし、スタイリスティクスの「愛がすべて」って、なんであんなにネタくさくなっちゃうんだろう…(苦笑)。

 というわけで、えらい駆け足で2008年を振り返りました。 これ以外に落語を30席くらい見ているんですが、そっちは色々書きづらいこともあるので、パスということで(苦笑)。 ただ、30席っていうと、寄席に1日こもると聞けてしまう量なので、余りに少ないよねぇ。今年は頑張ります。

 一応今年の目標は30公演+落語100席なので、なんとか達成できるように頑張ろう…。 現時点で予定に入っているのは4公演。まぁ、なんとかなるだろう(財布のことは気にしないことにする(ぉ))。

 ちなみに、種々の予定のところに、鑑賞予定リストがあるので、興味がある人はどうぞ。 検討中のところのチケットに興味がある人は、声をかけてくれれば一緒に取れるかも知れません(笑)。